不倫中に妻が死んだが「これっぽっちも泣けなかった」 本木雅弘主演「永い言い訳」予告
2016年4月15日 12:00

[映画.com ニュース]本木雅弘が「おくりびと」以来、約7年ぶりに映画主演を務め、西川美和監督が第153回直木賞候補作になった自著を映画化した「永い言い訳」の予告編が公開された。
人気作家・衣笠幸夫は、不倫相手と密会中に妻・夏子を旅行中の事故で亡くす。悲しみに暮れる夫を演じながらも、妻への愛を失っていた幸夫は涙すら流すこともできずにいた。予告編では、「妻が死んだ。これっぽっちも泣けなかった。」「愛なんて、生きるための『言い訳』にすぎない。」という衝撃的な言葉とともに、鬱屈した心を爆発させる幸夫をとらえた。
妻ととともに死んだ親友の夫・陽一と子どもに出会った幸夫は、なぜ兄妹の世話を買ってでたのか。幸夫、夏子にとって愛とは何だったのか。揺れる幸夫の感情が、本編への期待をかき立てる。
「永い言い訳」は、突然家族を失った人々が人生を取り戻していく様子を描き出す。10月14日から全国で公開。
(C)2016「永い言い訳」製作委員会
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