今度のターザンは「Don't worry、ハイテマスヨ」!主演俳優がビデオメッセージ
2016年4月15日 08:00
[映画.com ニュース] ジャングルの王の活躍を新たな視点で描くアクション大作「ターザン:REBORN」に出演したアレクサンダー・スカルスガルド、マーゴット・ロビー、サミュエル・L・ジャクソン、クリストフ・ワルツが4月12日(現地時間)、米ラスベガスで開催中の劇場興行主向けコンベンション「シネマコン」に参加した。このほど公開された映像では、キャスト陣が日本のファンに向けてメッセージを送っている。
生後間もなくアフリカのコンゴの密林で動物に育てられた過去をもち、現在は英国貴族のジョンとして美しい妻と共に暮らすターザン(スカルスガルド)は、英国政府の命を受けて故郷へ戻る。だが何者かの罠にかかって妻を奪われ、さらに故郷を侵略されたターザンは、すべてを投げ打ち立ち上がる。
過去の映像作品では腰布1枚の野生的なスタイルがおなじみだったが、本作でのターザンは高級スーツを着こなす紳士。上半身裸になるシーンでもズボンを着用しており、映像では、スカルスガルドが日本のお笑いタレント・とにかく明るい安村のギャグにかけて「(今度のターザンは)Don't worry、ハイテマスヨ!」と気さくに語りかける姿が映し出される。
映像では、ターザンの妻ジェーンを演じ、「スーサイド・スクワッド」の公開(9月10日)も控えるロビーが「絶対気に入ってくれると思うわ!」、「007 スペクター」(2015)のワルツが「ストーリーもキャラクターも今までの『ターザン』を覆すよ。期待以上の映画になっている」と自信たっぷりに語る姿や、「アリガトウ!」「オハヨウ!」と終始ご機嫌なジャクソンの姿を収めている。
人気ドラマ「トゥルーブラッド」で人気を博し、本作のために約10キロもの増量に挑んだスカルスガルドは「映画の冒頭のターザンは、英国貴族なんだ。ビクトリア調の三つぞろいスーツを着て、英国の首相とお茶を飲んでいる。彼はとても礼儀正しく、教養があり、洗練されている。みんなが知る動物的なターザンとは違うんだ」と一新されたヒーロー像に言及した。
「ターザン:REBORN」は、「ハリー・ポッター」シリーズ(第5作から第8作を担当)や、「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」(11月23日公開)のデビッド・イェーツ監督がメガホン。7月30日から全国公開。