本気コスプレイヤー・千葉ットマンには、“新”バットマンはどう映った?
2016年4月7日 08:00

[映画.com ニュース] バットマンの本気コスプレで人気を博す“千葉ットマン”が、自身の活動の原点を振り返ると共に、DCコミックスの2大ヒーローが激突する「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」(公開中)でのバットマンについて語った。
千葉ットマンが“ヒーロー活動”を始めたのは、2011年に起こった東日本大震災の翌日だという。持ち前のバイクをバットマンが操る“バットポッド”に改造していた最中だった千葉ットマンは、「少しでも笑顔を届けられればと思い(『スター・ウォーズ』シリーズの)ストームトルーパーのコスチュームを着て車を運転したこと(が最初)でした」と振り返る。以降、バットマンの衣装に身を包み、「私の姿を見かけた人が少しでも笑顔になってくれれば」と千葉県内の公道を走って人々を元気付けてきた。
そんな千葉ットマンは、自身と切っても切れないバットマンへの愛着を「バットマンの正義は、誰もが認めるものというより、あくまでも彼の信念に基づいているんです。これと決めた目的のために行動する強い信念を持ちつつも、一歩間違えれば自身が犯罪者になってしまうという、正義と狂気が入り混じっているキャラクターが魅力ですね」と語る。
本作のバットマンは、過去作品に比べ、敵意をむき出しにして悪を徹底的に駆逐しようとする“狂気”の部分がより強められているが「バットマンが登場する最新作ですから期待値は非常に高かったのですが、それを超えてきました。バトルやガジェットはもちろん、ヒューマンドラマも非常に見ごたえがありますね」とベン・アフレック演じる新たなバットマンを歓迎した。
本作では信念の違いや過去の因縁からバットマンとスーパーマンが対立し、激しく争うさまが描かれているが、千葉ットマンは“敵役”であるスーパーマンに対して「スーパーマンは誰にとっても正しい正義を実行している男ですね。模範的な正義を貫いていますが、それは母親と恋人という自分の“居場所”を守るための戦いにも見えます」と冷静に分析。さらに、両者の共通点として「お互いに、(生みの)親を失った悲しみを抱え、自身の活動が正しいのか葛藤しながらも正義を貫いている」と語った。
「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」は、ヘンリー・カビルがバットマンを演じた前作「マン・オブ・スティール」(13)に続いてザック・スナイダー監督がメガホン。ジェシー・アイゼンバーグ、ジェレミー・アイアンズ、ガル・ギャドットらが新たに出演する。
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