天海祐希、アムロ&シャアの生ラブコールに悶絶「一生忘れられない日に」
2016年4月4日 21:00
[映画.com ニュース] 人気アニメ映画の節目となるシリーズ第20作「名探偵コナン 純黒の悪夢(ナイトメア)」の完成披露試写会が4月4日、都内のホールで行われ、高山みなみ、山崎和佳奈、小山力也のレギュラー声優陣に加え、古谷徹、池田秀一のベテラン、そしてゲスト声優の天海祐希が舞台挨拶に顔をそろえた。
天海は宝塚を卒業後の1996年に初めてドラマと映画デビューを飾っているため、同年にテレビアニメの放送が開始されたコナンと“同期”。「大感激です。アフレコでは、コナンくんに話しかけられている~と思ってハッと我に返ったらタイミングを逃すことがありました。皆さんの声に心を奪われて、すごくNGを出しました」とはにかんだ。
特に聞きほれたのが、名作アニメ「機動戦士ガンダム」のアムロ・レイとシャア・アズナブルで知られる古谷と池田のシーン。2人の格闘シーンでは、古谷が「久しぶりの同じスタジオでの対決だったので、熱く燃えてやった。ボクシングが得意な役で、右ストレートが入った時は思わず『シャーッ』って言ってしまった」たダジャレ交じりの感想。池田も、「がっぷり四つに組んでできたのでうれしかった。オヤジにも殴られたことないのに、けっこう殴られてじくじたる思いがある」と、アムロのセリフをパクッて切り返した。
お宝もののやり取りに天海は、「お願いしていいですか。私を口説いてください。良かれと思う声で」とムチャぶり気味のおねだり。すると宝塚時代からのファンだという古谷がアムロで、「ずっと、あなたのことを、思っていました。ゆりちゃ~ん」と、天海の本名で宝塚での愛称を絶叫。2人で写メを撮る約束を交わし、相思相愛ぶりを見せつけた。
一方の池田も、「いい女になるのだな」とシャアの上から目線的な決めゼリフで悩殺。天海は、「本当に光栄です。一生忘れられない日になりました」と感激の面持ちで身をよじらせた。
コナン役の高山でさえ「なんか得した気分」と納得するほどの豪華共演。その上で、「年数、作品数にこだわらず毎年ベストを尽くしてきた。でも周りの期待やスタッフの熱の入り方がすごくて、皆さんのコナン愛に支えられ頑張ってきました」と感謝。そして最後は登壇者全員で、「真実はいつもひとつ」ポーズを決め、締めくくった。
「名探偵コナン 純黒の悪夢」は、世界に散らばる諜報員たちのリストが警察庁から盗まれたのをきっかけに、警察、FBI、黒ずくめの組織による攻防戦が勃発し、記憶喪失になった謎の女性を救ったコナンたちも巻き込まれていく。4月16日から全国で公開される。