「バットマン vs スーパーマン」特別映像が明らかにする“対決の理由”
2016年4月1日 16:00
[映画.com ニュース] DCコミックスの2大ヒーローが激突する「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」(公開中)の特別映像2種が、公開された。それぞれバットマンとスーパーマンに焦点を当てたものとなる。
「バットマン編」の映像では、バットマンことブルース・ウェインを演じたベン・アフレックが「今回のバットマンは、過去の作品に比べて年を重ね、世界に幻滅している」と考察。本作では、過去の因縁からスーパーマンに敵意をむき出しにし「お前に血を流す痛みを教えてやる」と言い放つ衝撃的な姿や、悪人にコウモリ型の焼き印を付ける残忍な部分も描かれており、スーパーマンことクラーク・ケント役のヘンリー・カビルも「本作のバットマンは容赦がない」と同調する。
対する「スーパーマン編」では、カビルが「本作では、スーパーマンの正義が問われる。非難されながらも彼は正しいことをやろうとする」と解説。続いて「バットマンの悪の裁き方が、スーパーマンは気に入らない。バットマンは正義を貫くためなら手段を選ばないからだ。それが原因で2人は対決することになる」と明かす。
映像には前作「マン・オブ・スティール」(2013)から続投したザック・スナイダー監督と、ケントの育ての母を演じるダイアン・レインも登場。「スーパーマンの行動が非難を生むこともある。常に善の側ではいられない」(スナイダー監督)、「スーパーマンは人の心を持つからこそ苦しむの」(レイン)と複雑なドラマに言及している。
「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」は、ジェシー・アイゼンバーグ、ジェレミー・アイアンズ、ガル・ギャドットらが新たに出演。なお、本作を皮切りにDCコミックスの悪役が集結する「スーサイド・スクワッド」(9月10日公開)、バットマン、スーパーマンらスーパーヒーローたちがチームを組む「ジャスティス・リーグ」2部作(17年、19年公開予定)へとストーリーが展開していく。