林遣都&市原悦子共演で乃南アサ氏のベストセラー「しゃぼん玉」を映画化!17年春公開
2016年3月20日 12:00
[映画.com ニュース] 直木賞作家・乃南アサ氏のベストセラー小説「しゃぼん玉」が林遣都と市原悦子の共演で実写映画化され、2017年春に公開されることが決定した。「亡国のイージス」の阪本順治監督や「相棒」シリーズの和泉聖治監督のもとで助監督を務めた東伸児がメガホンをとる。
原作は、親に捨てられた無軌道な少年が人々の愛情に触れ、感情を取り戻していくさまを描く。女性や老人だけを狙った通り魔や強盗を繰り返し、逃避行を続けていた主人公・伊豆見は、宮崎県の山深い村でケガをした老婆スマを助けたことをきっかけに、彼女の家で寝泊まりするようになる。伊豆見は金を盗んで逃げるつもりだったが、村人たちに山仕事や祭りの準備を手伝わされるうちに荒んだ心が変化し、人生を見つめ直す。
主人公・伊豆見を又吉直樹原作のNetflixドラマ「火花」に主演する林、スマを日本を代表する名女優・市原が演じる。東監督は「伊豆見役は、極力セリフを排して細かい表情や行動で心情を描きたいと思っていたので、繊細な表情や存在感が際立つ役者さんだと常々思っていた林遣都さんにお願いしました。また、突然やって来た『訳ありな若者』を何も聞かず黙って受け入れるスマ役には、『懐の深さ』『包容力』を感じさせる方が良いと考えた時、一番に市原悦子さんが頭に浮かび、出演をお願いしました」と起用理由を語る。
東監督のラブコールを受けた林は「愛はどこからでも生まれ、人を築いていってくれる。どんなに苦しくても、大切な何かを失っても、生きてさえいて、誰かが見ていてくれれば、必ず取り戻すことができる。原作を読み、自分自身と重ね合わせ強く感銘を受けました」と原作小説への思いを明かす。そして、「自分の居場所を見つけ、愛を知り、どんどん変わっていく伊豆見の心の動きを、大事に、繊細に表現したいと思います」と意欲を明かした。一方の市原は、「人間本来の生を全うして、自然の中で自然に寄り添って生きていく…原点に戻らされる作品だと思います」とコメントを寄せた。
さらに、共演キャストは韓国で絶大な人気を誇り日本では「デスノート 2016」に出演する藤井美菜、綿引勝彦、相島一之ら多彩な顔ぶれがそろう。「しゃぼん玉」は2017年春に全国で公開。
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