藤原竜也＆有村架純「僕だけがいない街」深刻さ増す新劇中カット公開

2015年12月31日 12:00

［映画.com ニュース］　三部けい氏原作の大ヒットコミックを実写映画化し、藤原竜也と有村架純が初共演する「僕だけがいない街」の、新たな劇中カットが公開された。藤原扮する主人公・悟や有村演じるヒロイン愛梨のカットに加え、悟の小学校時代の担任・八代学役の及川光博の姿が初めてお披露目された。

映画は、売れない漫画家でフリーターの悟が、ある事件や事故の原因を取り除くまで何度でも時間がさかのぼる「リバイバル」という現象に巻き込まれていくさまを描いた。ある事をきっかけに18年前に同級生が殺害された児童連続誘拐事件がリバイバルした悟は、大人の精神をもったまま小学生の過去をやり直し、真犯人の究明に乗り出す。しかし、現在では愛梨と母・佐知子が危険にさらされていた。

公開された劇中カットは、深刻な表情で話し合う悟と愛梨、石田ゆり子演じる悟の母・佐知子と八代学役の及川のそれぞれの2ショットと、鬼気迫る様子で電話を握る悟の3枚。「リバイバル」の原因をすべて取り除き、愛梨と母、殺人事件の被害者となった同級生を救おうと奔走する悟の緊張感が伝わる画像となっている。

「僕だけがいない街」は、テレビドラマ「天皇の料理番」で東京ドラマアウォード2015の作品賞グランプリを含む4冠に輝いた平川雄一朗監督がメガホンをとり、杉本哲太、林遣都、福士誠治、森カンナ、子役の鈴木梨央ちゃん、中川翼くんらが共演する。16年3月19日に全国で公開。