マーク・ウォールバーグのボストンマラソン爆破テロ映画にジョン・グッドマン
2016年3月17日 19:30
[映画.com ニュース] マーク・ウォールバーグが主演・プロデュースする、ボストンマラソン爆破テロ事件を題材にした新作「パトリオッツ・デイ(原題)」に、ジョン・グッドマンが出演することがわかった。米Deadlineによれば、グッドマンは事件直後から捜査を指揮したボストン警察部長エド・デイビス役を演じる。
CBSフィルムズ製作の同作は、デイビス氏の証言と、ノンフィクション本「Boston Strong: A City’s Triumph Over Tragedy(原題)」を脚色したエリック・ジョンソン&ポール・タマシー(「ファイター」)の草稿をもとに、マット・シャルマン(「ブリッジ・オブ・スパイ」)が脚本を執筆し、ピーター・バーグ監督(「ローン・サバイバー」)がメガホンをとる。
2013年4月15日に起こったボストンマラソン爆破テロ事件では、3人が死亡、260人以上が負傷。チェチェン系移民のジョハル・ツァルナエフが逮捕され、もうひとりの実行犯である兄タメルラン・ツァルナエフは逮捕劇の際に死亡した。
映画はウォールバーグがボストン警察のダニエル・キーラー刑事役、J・K・シモンズが事件から4日後、非番の際に犯人を発見したウォータータウン警察のジェフリー・パグリーズ巡査部長役を務める。全米公開は12月21日の予定。
グッドマンは、3月11日に全米公開されたJ・J・エイブラムス製作、ダン・トラクテンバーグ監督の新作「10 クローバーフィールド・レーン」に出演している。また、「ローマの休日」などの名作を生んだ希代の脚本家ダルトン・トランボを描いた新作「トランボ ハリウッドに最も嫌われた男」(ブライアン・クランストン主演)にも出演しており、同作は今夏日本公開。