人工知能ロボットVS人間のカーチェイス「オートマタ」本編映像を独占入手!
2016年3月3日 12:00
[映画.com ニュース] アントニオ・バンデラス主演のSF映画「オートマタ」のカーチェイスシーンを、映画.comが独占入手した。車の運転方法などプログラムされていないはずの人工知能搭載ロボットが、まるで人間のようにハンドルやシフトレバーを操る斬新なワンシーンが明らかになった。
SF小説界の巨匠アイザック・アシモフが提示した“ロボット工学三原則”に着想を得た、人類と人工知能の共存と未来を問う近未来スリラー。本格SF映画初挑戦のバンデラスが、人工知能搭載ロボット“オートマタ”を製造・管理するハイテク企業に勤める調査員ジャックを演じ、長編デビュー作「シャッター ラビリンス」で注目を浴びたスペインの新鋭ガベ・イバニェス監督がメガホンをとった。
公開されたのは、改造ロボットの謎に迫るジャック(バンデラス)が廃墟で何者かに追われている場面。逃げ惑うジャックがその場に居合わせた車に飛び乗ったところ、運転席にいたクリオという名前のロボットはすかさず車を発進させる。追ってくる男たちが何度も車をぶつけてくるため、ジャックは後部座席で激しく揺さぶられるが、クリオは「命が危険です。やめてください」と微動だにせずアクセルを踏み続ける。そして、2台は真っ暗な砂漠地帯へ。ジャックの的確な判断とクリオの素早いハンドルさばきが命運を分ける。
バンデラスをはじめ、「エンド・オブ・ホワイトハウス」のディラン・マクダーモット、バンデラスの元妻メラニー・グリフィス(「ワーキング・ガール」)らが共演する。
「オートマタ」は3月5日から東京・新宿ピカデリーほか全国公開。