【第88回アカデミー賞】マーク・ライランス、ソ連スパイ演じた「ブリッジ・オブ・スパイ」で助演男優賞受賞!
2016年2月29日 12:31

[映画.com ニュース]第88回アカデミー賞の授賞式が2月28日(現地時間)、米ロサンゼルスのドルビー・シアターで行われ、英俳優のマーク・ライランスが、スティーブン・スピルバーグ監督のサスペンスドラマ「ブリッジ・オブ・スパイ」で助演男優賞を受賞した。オスカー像を手にしたライランスは、「スティーブン・スピルバーグという素晴らしい物語を語る人と一緒に仕事ができて本当に光栄です。彼は愛情を持って指導力を発揮するので、すべての職人に愛されています。トム・ハンクスもそうです。トム・ハンクスと一緒に仕事をしたら(受賞の)助けになるかと聞かれるのですが、確かにイエスです」とスピーチした。
映画はスピルバーグ監督、トム・ハンクス主演、ジョエル&イーサン・コーエン兄弟脚本で、1950~60年代の米ソ冷戦下で起こった実話を描き、助演男優賞をはじめ作品賞、脚本賞、美術賞、録音賞、作曲賞の6部門にノミネートされた。ソ連スパイのルドルフ・アベルに扮したライランスは、静かながら存在感ある演技で初のオスカーを手にした。第69回英国アカデミー(BAFTA)賞、第36回ロンドン映画批評家協会賞などでも助演男優賞に輝いている。
英ロンドンの王立演劇学校で学び、舞台俳優としてキャリアをスタートさせたライランスは、2度のローレンス・オリビエ賞、3度のトニー賞受賞歴を誇る演技派として知られる。リチャード・マーカンド監督の「ハーツ・オブ・ファイヤー」で銀幕デビューを果たし、「インティマシー 親密」「ブーリン家の姉妹」などに出演。スピルバーグ監督とは、ロアルド・ダールの名作児童書「オ・ヤサシ巨人BFG」を映画化する「The BFG(原題)」で、再タッグを組んでいる。
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