ユニバーサルが「宇宙空母ギャラクティカ」の映画化に再挑戦
2016年2月18日 07:30

[映画.com ニュース] 「宇宙空母ギャラクティカ」の映画化にユニバーサルが再チャレンジしていると、ハリウッド・レポーター誌が報じた。
「宇宙空母ギャラクティカ」は「スター・ウォーズ」ブームを受けて製作されたSFドラマで、1978年に米ABCで放送を開始。人類の滅亡を図るロボット、サイロンから逃れた宇宙空母ギャラクティカのクルーたちが安住の地を求めて逃避行を繰り広げるというストーリーで、その後、続編や劇場映画が誕生した。
2003年からは米Sci-Fiチャンネルでリブート版にあたる「バトルスター・ギャラクティカ」が放送。製作総指揮を務めたロナルド・D・ムーア(「アウトランダー」)が米同時多発テロ事件やその後のイラク戦争などを思わせる描写をSF世界に取り込み、熱狂的なファンを生み出した。ユニバーサルは以前から同番組の映画化を画策しており、ブライアン・シンガー監督などを招へいしたものの、いまだに実現には至っていない。
ユニバーサルは「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」のプロデューサー、マイケル・デ・ルカと、「テッド」のプロデューサー、スコット・ステューバーに「宇宙空母ギャラクティカ」の映画化を依頼。「スター・ウォーズ」シリーズのような人気フランチャイズの確立を目指しているという。
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