「トレーニング デイ」続編、CBSでドラマ化
2016年2月12日 19:30
[映画.com ニュース] 映画「トレーニング デイ」(2001)の続編となるドラマのパイロット版が、米CBSで放送されることがわかった。
アントワン・フークア監督「トレーニング デイ」は、米ロサンゼルス市警麻薬取締課に配属された正義感あふれる新人刑事ジェイクが、ベテラン刑事アロンソの法を無視した無謀な捜査に戸惑うさまを描いた刑事ドラマ。アロンソ役のデンゼル・ワシントンがアカデミー賞主演男優賞を受賞し、ジェイク役のイーサン・ホークも助演男優賞にノミネートされた。
昨夏に「トレーニング デイ」のドラマ化が明らかになり、米主要ネットワーク各局が大きな関心を示していると報じられていた。米ハリウッド・レポーターによれば、パイロット版は映画の15年後を舞台に、アフリカ系アメリカ人の若手刑事が白人の熟練刑事とコンビを組む作品になるようだ。
ドラマ化を進めてきたフークア監督とジェリー・ブラッカイマーが制作総指揮を務め、フークア監督がパイロット版のメガホンをとる。元ロス市警刑事という異色の経歴を持つウィル・ビール(「L.A. ギャング ストーリー」)が脚本を手がける。ちなみに、CBSは同じく刑事モノとなる大ヒットコメディ映画「ラッシュアワー」のドラマ化も準備している。