「ヘイトフル・エイト」タランティーノが「最高傑作」念押しする本予告編公開
2016年2月8日 12:00
[映画.com ニュース]クエンティン・タランティーノ監督が、最新作「ヘイトフル・エイト」を自身の「最高傑作」だと念押しする本予告編がお披露目された。
映画は、南北戦争後の雪深い米ワイオミング州の山小屋を舞台に、クセ者8人が繰り広げる“密室”ミステリー。吹雪によって足止めを食らい、8人の男女が居合わせた雪山のロッジで密室殺人が発生する。疑心暗鬼に陥った8人が互いに探りを入れるうちに、過去につながりがあったことが明らかになる。
本予告編では、ジェニファー・ジェイソン・リー扮する怪しげな女に1万ドルの懸賞金がかけられていることが明かされ、男たちの目の色が変わる瞬間が確認できる。密室殺人をきっかけに繰り広げられる心理戦と、「復讐(ふくしゅう)」「奪還」「賞金」「狂気」「名声」「快楽」「悪意」「正義」と8人それぞれをあらわすようなキーワードが映し出され、複雑に絡み合った関係に謎が深まる仕上がりとなっている。さらに最後には、「これは俺の最高傑作だ!」というコメントとともに、「だろ」とひと言念押しするタランティーノ監督が映し出される。
「ヘイトフル・エイト」は、サミュエル・L・ジャクソン、カート・ラッセル、ウォルトン・ゴギンス、ティム・ロス、マイケル・マドセン、ブルース・ダーンらタランティーノ作品常連俳優に加え、同監督作品初参加となるデミアン・ビチル、紅一点のジェイソン・リーが共演する。2月27日から全国で公開。