岡田准一&阿部寛、エベレストでの意地の張り合いを告白「嘘ついてました」
2016年2月4日 20:35

[映画.com ニュース] 岡田准一と阿部寛が共演した「エヴェレスト 神々の山嶺(いただき)」の完成披露試写会が2月4日、都内で行われ、2人をはじめ共演の尾野真千子、佐々木蔵之介、ピエール瀧、甲本雅裕、風間俊介、平山秀幸監督が舞台挨拶に出席した。
岡田は、エベレストでの撮影で「(阿部や尾野に)弱っているところを見せられないというプレッシャーがあった」と本音を吐露。「血中酸素を測る前にずるして、呼吸をいっぱいしてから……。それで『岡田さんタフですね!』って言われるっていう」と故意にと血中酸素を上げていたと告白。すると阿部も、「すみません、僕もそれやりました。後輩に負けちゃいけないなという意識があって」と口ごもった。体に危険が及ばない程度のことだったといい、「僕ら嘘ついてました」(岡田)と意地の張り合いを反省した。
今作の完成発表会見でも岡田の肉体的、精神的な強さを称えていた阿部は、この日も「僕は不屈の男を演じましたが、横にいる不屈の男がかなり強いので」と岡田をチラリ。「1日でもいいから岡田准一になってみたい。すっと彼の背中を見て登っているうちに、15歳くらい年下だけど、おぶさりたいぐらいに頼れると思った」と大絶賛した。
そのエピソードを聞き、日本でのみの撮影だったという佐々木は「たくましいんですよ。阿部さんも山男で(顔が)ほとんどひげでわからない。後から映画を見たら、そりゃこうなるわという映像でした」と登山組に最敬礼。ピエールも、阿部演じる羽生丈二の登山は「バカげた挑戦」と驚きを隠さず、「深海1000メートルに海パン1枚で行く感じかな?」と例えて会場の笑いを誘っていた。
「エヴェレスト 神々の山嶺(いただき)」は、第11回柴田錬三郎賞を受賞した夢枕獏氏のベストセラー「神々の山嶺」の映画化。3月12日から全国で公開。
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