ピクサー創立30周年記念日に日本で最新作をPR「我々の心と愛が詰まった作品」
2016年2月4日 16:30

[映画.com ニュース] ピクサー・アニメーション・スタジオの最新作「アーロと少年」のプロモーションで来日中のピーター・ソーン監督とプロデューサーのデニス・リーム氏が2月4日、都内で行われた会見に出席。日本語吹き替え版の声優を務めた安田成美、松重豊、八嶋智人、片桐はいり、子役の石川樹くんと対面した。
今作で長編デビューを果たしたソーン監督は、「今作はみんなの努力で作られ、我々の心と愛が詰まっています。テーマである家族、勇気、そしてもちろん友情を観客のすべての方が見つけて頂ければ嬉しい。誇らしく思っている作品です」とアピール。リーム氏は「米時間で今日はピクサー30周年の記念日」と明かし、30年間に渡り同社が成功を収めてきた秘けつを「ピクサーで働くアーティスト、クリエイター全員が本当に映画を愛していて、作品に情熱を注ぎ込む。だからこそ本物の感情、絆がしっかり作品に刻まれているんです」と胸を張った。
また、両親が韓国人で、ピクサー初のアジア人監督となったソーン監督は「(英語を話せない)母が映画好きでよく連れて行ってくれ、私が(セリフを)説明したりしていました。でも、説明しなくてもわかる映画がアニメーションだった」と幼少期を振り返った。なかでもディズニーアニメの「ダンボ」には深い思い入れがあると言い、「セリフの全くないシーンで母は涙していました。それが私の中でパワフルな経験として残った。そしてアニメーションに恋に落ち、アニメーションの持つ普遍性や力を改めて考えるようになったのです」と告白した。
初来日となったリーム氏は、明治神宮などを訪れたそうで「見るものすべてがインスピレーションで、本当に美しい国。究極の美を徹底的に追求しようというのが見えました」と最敬礼。続けて「次回作でもこの美しい国に連れてきてね」とソーン監督にお願いすると、ソーン監督は「寿司ムービーかな。残念ながら寿司の寿命は長くないけれど(笑)」とおどけ、会場の笑いを誘っていた。
アーロのママの声を演じた安田は、「あまりにも素晴らしい作品なので、どんなディレクターの方かなと思っていた。その脳みそと温かいハートがソーン監督のなかに入っているんだなと。お会いできて本当に嬉しいです」とニッコリ。安田が「Would you like to be our friends?(私たちと友達になって頂けませんか?)」と英語で問いかけると、ソーン監督とリーム氏は「もちろんです! ピクサーにも遊びに来てください」と返答し、握手を交わしていた。
映画は、恐竜が絶滅せず言葉を話すように進化を遂げた地球を舞台に、家族とはぐれてしまった怖がりな恐竜のアーロと孤独な少年スポットの友情を描く。「アーロと少年」は、3月12日から全国で公開。
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