元ピチカート・ファイヴ野宮真貴、「キャロル」風ファッションでガールズトーク
2016年1月30日 13:00

[映画.com ニュース] ケイト・ブランシェットとルーニー・マーラが第88回アカデミー賞主演女優賞・助演女優賞にノミネートされている「キャロル」と伊勢丹がコラボレーションし、1月29日に一夜限りのスペシャルパーティ「キャロルナイト」が新宿店で開催。ミュージシャンで元「ピチカート・ファイヴ」の野宮真貴、著述家の湯山玲子氏、ビンテージショップ「EVA fashion art」オーナーの宮崎聖子氏によるトークイベントが行われた。
1950年代の米ニューヨークを舞台に、美しき婦人キャロル(ブランシェット)とカメラマンを夢見る百貨店店員テレーズ(マーラ)の関係の変遷を描く。2人が出会ったのが百貨店だったことから、伊勢丹から生まれたファッションブランド「LUGHA(ルーガ)」とのコラボが実現した。
3人はそれぞれ、映画および50年代を意識したファッションで登場。湯山氏は「ここ2~3年で見た映画の中で最高の一作」と語り、今作を肴(さかな)に関係者と「ひと晩、語り明かした」という。野宮は劇中のファッションや映像を「美しくエレガント」と語り、「まだまだ保守的な50年代にあって、強く生きるキャロルが素晴らしい」と称賛を送る。宮崎氏も野宮同様にキャロルの生き方に強く共感を覚えた様子。「映画の中でも出てきますが、女性が『○○の奥さん』という位置づけの時代の中で、キャロルは1人の女性として強く生きている」とうなずいた。
野宮は「誘惑」をキャロルとテレーズの関係性におけるキーワードに挙げ「キャロルのような女性に誘われたら、どうなってもいいと思いますね(笑)」とうっとり。湯山氏も同調し、「すごくきれいな誘惑です。彼女は起こること全てを自分の責任として引き取っていく。その姿が心強いです」と自分をしっかりと確立し、強く生きる女性のモデルとしてもキャロルの生きる姿を称えていた。
「キャロル」は2月11日から全国公開。なお、現在伊勢丹新宿店では「キャロル」の衣装デザインを手がけたサンディ・パウエルのデザイン画や、劇中でブランシェットが着用した「サルヴァトーレ フェラガモ」のシューズが展示されている(2月1日まで)。
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