【国内映画ランキング】「スター・ウォーズ」がV3、「パディントン」3位、「シーズンズ」は5位

2016年1月18日 19:30


首位を守った「スター・ウォーズ」
首位を守った「スター・ウォーズ」

[映画.com ニュース] 1月16~17日の国内映画ランキング(全国週末興行成績・興行通信社提供)が発表された。「スター・ウォーズ フォースの覚醒」が、年明けからの首位を3週連続でがっちりキープした。週末2日間で動員23万6219人、興収3億8726万5900円をあげ、17日までで累計興収90億円を突破。1月中の100億円突破は確実で、先頃発表された第88回アカデミー賞のノミネートでも5部門で候補になっており、さらなる数字の上積みを目指す。

続く「映画 妖怪ウォッチ エンマ大王と5つの物語だニャン!」もぴったりと2位を維持。週末2日間で動員13万7368人、興収1億5968万8300円を記録し、こちらは累計興収50億円を突破した。

新作では、全世界で興収300億円超えの大ヒットを記録した感動作「パディントン」が、初登場3位スタートを切った。1月15日より全国315スクリーンで公開され、オープニングの土日2日間では動員9万9913人、興収1億2937万6300円を記録。女性を中心にファミリー層まで動員し、最終興収は8億円あたりが見込まれる出足となった。

5位には、「WATARIDORI」「オーシャンズ」に続くネイチャードキュメンタリー「シーズンズ 2万年の地球旅行」がランクイン。1月15日より全国316スクリーンで公開され、オープニングの土日2日間では動員8万3695人、興収1億0371万7700円をあげた。小学生以下の子どもは4月8日まで500円で鑑賞できることから、春休みまで息の長い興行を狙う。

全国561スクリーンで公開された「白鯨との闘い」は、オープニング2日間で動員6万3901人、興収8721万8800円の成績で初登場7位。ロン・ハワード監督がノンフィクション小説をもとに映画化した超大作で、映画ファンに加え、キャストのクリス・ヘムズワースベン・ウィショーらのファンである女性層も取り込んでいるようだが、スクリーンアベレージは約16万円と低く、公開規模を拡げ過ぎたかもしれない。

なお、「orange オレンジ」が引き続き4位をキープする腰の強い興行を展開。17日までで累計興収28億円を突破。30億円超えが確実となっており、近年公開された人気コミック原作の恋愛作品としては最高のヒットとなりそうだ。

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