石橋冠監督初映画「人生の約束」公開に感激も西田敏行が上からエール「新人だからね」
2016年1月9日 14:08
[映画.com ニュース]「池中玄太80キロ」シリーズなどで知られるドラマ界の巨匠・石橋冠監督が、79歳で映画監督に初挑戦した「人生の約束」が1月9日、全国291スクリーンで公開。石橋監督は、主演の竹野内豊、江口洋介、西田敏行らとともに初日舞台あいさつを東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行った。
石橋監督と初めてタッグを組んだ竹野内は、「子供の頃に『池中玄太』を家族で見ていて、冠さんの第1回映画監督作品に出られ、まさか西田さんと一緒にこの場に立てるとは。とても光栄」と感慨深げ。登壇者はサプライズで「約束」の花言葉を持つ白いバラをプレゼントし、「ものづくりにおける冠さんの情熱、作り手としてのハートを学ばせてもらった。その気持ちを受け継いで、これからも精進していきます」と“約束”した。
江口も、「監督のエネルギーに引っ張られました。当然なんだけれど、心で芝居をしなければ太刀打ちできなかった。俳優をやっていく上ですごくいい作品に出合えた」と感謝。優香は、「ますます健康で、これからもどんどん撮ってください。そして、出してください」とおねだりした。
30年以上の親交のある盟友の西田は、「これまで冠さんのことを1度も監督と呼んだことはないけれど、今日は冠さんに人徳の徳で“冠徳”と呼ばせてもらいます」と、独特の言い回しで称賛。だが、「新人だからね。これからも映画を勉強して2年に1本くらい撮れば、ちょっとは世の中に残る監督になるんじゃないかな」と上から目線で激励し、会場を沸かせた。
両手いっぱいに白いバラの花束を抱えた石橋監督は、「なんか棺おけの中に入っているみたい」と照れながらも、うれしさを隠せない様子。「ずっとテレビをやってきて、どうしても映画を1本撮りたくなって、素晴らしい俳優やスタッフに支えられ一生懸命作った。(客が)3人しかいない夢も見たけれど、1年間関わってきた映画が映されるのは非常に幸せ。僕にとっての人生の約束だったのかな」と感慨深げに話していた。
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