“ソー”と“リンカーン”の船内バトルぼっ発!「白鯨との闘い」本編映像公開
2015年12月29日 12:00

[映画.com ニュース] 「マイティ・ソー」シリーズのクリス・ヘムズワースとオスカー監督ロン・ハワード(「ビューティフル・マインド」「アポロ13」)がタッグを組んだ「白鯨との闘い」の本編映像が公開された。主人公の1等航海士オーウェン(ヘムズワース)と、「リンカーン 秘密の書」(2012)のベンジャミン・ウォーカー扮する捕鯨船の船長ジョージ・ポラードの対決シーンを切り取っている。
ハーマン・メルビル氏の名著「白鯨」に隠された真実を描いた、ナサニエル・フィルブリック氏によるノンフィクション小説を実写化。捕鯨業全盛期の1819年。海上で体長30メートルもの巨大鯨に襲われた捕鯨船の乗組員たちの過酷な運命をダイナミックな映像と共に描く。
映像で描かれるのは、航海中にある事件が起こった直後のシーン。船長の強引な決断で船員が危険にさらされるが、オーウェンの機転で事なきを得る。その後、船長に呼び出されたオーウェンは「辞表は帰途中に受理する」と責任をなすり付けられ「船長が命令を」と反論。「あの決定に問題はない。不運だった」と突っぱねる船長にオーウェンは「“不運”ではなくご自身の未熟さです」と告げるが、その言葉が船長の逆鱗に触れ「無礼だぞ! 出て行け」と罵声(ばせい)を浴びせられてしまう。これまでにも、叩き上げの農夫と由緒正しき名家の跡取りという立場の違いから衝突していた両者だったが、亀裂が決定的なものになる。
「マイティ・ソー」シリーズ、「リンカーン 秘密の書」でキレのあるアクションを見せた両者だが、ヘムズワースは能力があるのにもかかわらず出自の問題だけで船長への昇格を許されない苦労人、ウォーカーは鳴り物入りで船長を任され自尊心が膨れ上がった“お坊ちゃん”を体現。海上での人間ドラマに深みをもたらせている。
なお、ヘムズワースは「マイティ・ソー ダーク・ワールド」(13)の撮影により、周囲から約1カ月遅れで現場入り。ウォーカーから「君が遅れて撮影に参加したのは、映画の中でもすごく役立った。僕は船長でみんなから尊敬されているはずなのに、急に入ってきた1等航海士がすべてかっさらってしまうんだ」と冗談めかして“口撃”され、ヘムズワースは「正直気まずかったよ。まるで転校生にでもなったような気持ちだったんだ。まあ、すぐになじめたけどね」と反撃。役柄とは真逆の仲のよさを見せたという。
「白鯨との闘い」は、ベン・ウィショー、キリアン・マーフィ、ブレンダン・グリーソン、トム・ホランドらが脇を固める。16年1月16日から全国公開。
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