このジョニデ、“極悪”すぎる――「ブラック・スキャンダル」日本オリジナル予告公開
2015年12月28日 12:00
[映画.com ニュース] ジョニー・デップ、ベネディクト・カンバーバッチ、ジョエル・エドガートンが共演した「ブラック・スキャンダル」の日本オリジナルの予告編が、このほど公開された。
ウサマ・ビン・ラディンに次ぐFBI最重要指名手配犯に認定された犯罪王ジェームズ・“ホワイティ”・バルジャーの半生を描く。物語の主軸は、米ボストンで育った3人の男。バルジャー(デップ)は地元のギャング、弟のビリー(カンバーバッチ)は政治家、2人の幼なじみであるジョン・コノリー(エドガートン)はFBIの捜査官に成長。道は違えど固い絆で結ばれていた3人だったが、コノリーがバルジャーを情報屋として利用しようとしたことから、次第に歯車が狂い始める。
予告編では、「あのバルジャーが裏の実力者になった。昔のように俺たちは助け合える」とビリーに意味ありげに語るコノリーの姿や、コノリーがバルジャーに「3人の利害が一致する。手を組もう」と持ちかけるシーンなど、3人の絆が黒く染まっていくさまが描かれる。だが、バルジャーは「FBIに敵の情報を流せば俺たちの天下だ」と暴走。街中でショットガンを撃ち、自らに楯つくものを容赦なく葬っていく。
実話ということもあり衝撃的な内容に期待が高まるが、予告編では実在のバルジャーになりきったデップの鬼気迫る演技はもとより、脇を固める俳優陣のこん身の演技も垣間見える。政治家らしい柔和な表情を浮かべるカンバーバッチ、コノリーの卑屈さを丹念に表現したエドガートンや、コノリーの上司に扮したケビン・ベーコンの深刻な表情、バルジャーの恋人を演じた「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」(2015)のダコタ・ジョンソンが「人間じゃない!」と泣き叫ぶ姿などが収められている。予告編は、バルジャーが「後戻りはできねえぞ」とコノリーに不敵に言い放つシーンで幕を閉じる。
「ブラック・スキャンダル」は、「パブリック・エネミーズ」(09)のロリー・コクレイン、「ザ・マスター」(12)のジェシー・プレモンス、「イコライザー」(14)のデビッド・ハーバーらも出演。メガホンをとるのは、主演のジェフ・ブリッジスにオスカーをもたらした「クレイジー・ハート」(09)、クリスチャン・ベールとケイシー・アフレックが兄弟を演じた「ファーナス 訣別の朝」(13)のスコット・クーパー監督。16年1月30日から全国公開。
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