増田璃子&吉沢悠、和歌山オールロケ「ちょき」でダブル主演
2015年12月27日 05:00
和歌山県でオールロケが行われる今作は、小さな町の美容師をする中年の男性と髪を切りにきた盲目の少女の物語。最愛の妻を亡くし40歳になった直人のもとに、かつて妻が営んでいた書道教室の生徒だったサキが現れる。サキと再会し、時間をともにすることで徐々に心の傷がいえていく直人。失明し生きていくことに希望を持てずにいたサキも、徐々に前向きになり、2人はいつしか好意を抱くようになる。
盲目の少女という難役に挑戦した増田は、「撮影前に実際に和歌山在住の全盲の方とお話することが出来て、その方がとても明るく、お話していても楽しかったのであまり意識せずに演じようと思いました」と明かす。一方、直人役の吉沢は「和歌山市のロケ地を使わせていただいて、そこの場所はそこの方々からもらっているエネルギーが作品に反映されていると思います。和歌山の方はもちろん、多くの方に見ていただきたいです」とコメントを寄せている。

金井監督は「オール和歌山ロケ、オリジナル脚本という恵まれた環境で映画の撮影に没頭できるのを嬉しく思います。脚本にとらわれすぎず、自由な発想をキャスト・スタッフと共有し、魅力的なシーンを作り上げていく、ある種のドキュメンタリー的要素も入れて撮影しています。新しい日本映画を作れると確信しています!」と意欲をみなぎらせている。
「ちょき」は、2016年秋に和歌山で先行公開後、全国で順次公開を予定。
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