ヨーロッパ映画賞はソレンティーノ監督「ユース」3冠 マイケル・ケインに男優賞
2015年12月14日 19:30

[映画.com ニュース] ヨーロッパ映画アカデミー主催の第28回ヨーロッパ映画賞が発表され、イタリアのパオロ・ソレンティーノ監督作「ユース(原題)」(4月16日日本公開)が、ヨーロッパ最優秀作品に与えられるヨーロッパ作品賞と同監督賞、男優賞(マイケル・ケイン)の3部門を制した。
「ユース(原題)」は、アルプスのふもとの高級リゾートホテルを舞台に、老境を迎えた元オーケストラの指揮者(マイケル・ケイン)と映画監督(ハーベイ・カイテル)という旧友同士を中心に、指揮者の娘(レイチェル・ワイズ)やホテルを訪れた俳優たちの人間模様を描いた。ポール・ダノ、ジェーン・フォンダらが共演。
ソレンティーノ監督にとっては、2013年の「グレート・ビューティー 追憶のローマ」に次ぐヨーロッパ映画賞受賞となる。
また、男優賞のケイン(イギリス出身)にはこの日、名誉賞も同時に贈られた。これまでに名誉賞を受賞したのは、ポルトガルの故マノエル・デ・オリベイラ監督と仏俳優ミシェル・ピッコリのふたりしかいない。
主な受賞結果は以下の通り。
▽監督賞 パオロ・ソレンティーノ「ユース(原題)」
▽男優賞 マイケル・ケイン「ユース(原題)」
▽女優賞 シャーロット・ランプリング「45 Years」(イギリス)
▽名誉賞 マイケル・ケイン
Amazonで関連商品を見る
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
映画ラストマン FIRST LOVE
「ドラマの映画化か~」と何気なくつぶやいたら後輩から激ギレされた話「これ超面白いですから!!」
提供:松竹
BS12 年またぎ映画祭2025
【全部無料の神企画】筋肉・秒殺・脱獄・名作でストレス即・爆・散!! 1年の疲れを吹き飛ばそう!
提供:BS12
“愛と性”を語ることは“生きる”を語ること
【今年最後に観るべき邦画】なじみの娼婦、偶然出会った女子大生との情事。乾いた日常に強烈な一滴を。
提供:ハピネットファントム・スタジオ
アバター ファイヤー・アンド・アッシュ
【シリーズ完全初見で最新作を観たら…】「こんなに面白かったのか!!」「歴史を変える傑作」「号泣」
提供:ディズニー
「ズートピア2」「アバターF&A」「楓」など超注目作を“500円”で観る!
【知らないとめっっっっっっっちゃ損!】絶対に読んでから観に行って!!!!!
提供:KDDI
今年最大級に切なく、驚き、涙が流れた――
双子の弟が亡くなった。僕は、弟の恋人のために“弟のフリ”をした。
提供:アスミック・エース
ズートピア2
【最速レビュー】「前作こえた面白さ」「ご褒美みたいな映画」「最高の続編」「全員みて」
提供:ディズニー