小出恵介主演、重松清原作 いじめ自殺描いた「十字架」予告編が公開!
2015年12月10日 16:00

[映画.com ニュース]重松清氏の小説を原作に、いじめを苦に自殺した少年の両親や同級生たちの20年間にわたる苦悩や葛藤を小出恵介主演で描いた映画「十字架」の予告編が公開された。自ら命を絶った少年の当時の姿とともに、同級生として14歳から背負った十字架の重みに葛藤しながらも、成人しそれぞれの人生を歩む若者たちの姿を切り取っている。
中学2年生の秋、クラスでいじめを受けていたフジシュンこと藤井俊介が自ら命を絶った。遺書で親友と書かれてしまったユウと、その日が自分の誕生日だったサユは、それぞれ重い十字架を背負いながらその後の人生を歩み続ける。一方、フジシュンの父は息子を見殺しにした同級生たちを決して許そうとせず、母は愛する息子の思い出にすがりながら生きていく。主人公ユウを小出恵介、サユを木村文乃、フジシュンの両親役を永瀬正敏と富田靖子が演じる。
吉川英治文学賞を受賞した原作小説に感銘を受けた「地雷を踏んだらサヨウナラ」の五十嵐匠監督が早くから映画化に取り組み、半年かけ出演者とロケ地である筑西中学校の生徒たち、そして茨城県中からオーディションで集まった生徒たちとの合同演技ワークショップを敢行した。映画人と地方行政とが手を取り、現代社会の問題を強く提示する作品に仕上がった。
「十字架」は、2016年2月6日から有楽町スバル座ほか全国公開。
(C)重松清/講談社 (C)2015「十字架」製作委員会
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