ワインスタイン兄弟がワインスタイン・カンパニーを売却か
2015年11月28日 07:30

[映画.com ニュース]独立系の映画会社ワインスタイン・カンパニーが身売りをするのではないかとの噂が流れていると、ハリウッド・レポーター誌が報じた。
同社は、ミラマックスを創業したハーベイ・ワインスタインとボブ・ワインスタイン兄弟が2005年に設立した会社で、「アーティスト」「英国王のスピーチ」「ジャンゴ 繋がれざる者」といった作品の共同制作および配給を手がけてきた。しかし、最近は当たり外れが激しく、ジェイク・ギレンホールのボクシングドラマ「Southpaw」や長編アニメーション「パディントン」はヒットしたものの、ブラッドリー・クーパー主演「Burnt」や、700万ドルをかけて獲得した音楽映画「はじまりのうた」は北米興行で失敗した。
先週、同社は全社員の5分の1にあたる約50人を解雇すると発表し、それ以前にもマーケティング部門や製作部門、テレビ部門のトップが相次いで辞職していることから、同社が自力で立ち直るのは難しいとの声がある。今年4月にはテレビ部門を英ITVに9億5000万ドルで売却しようとした経緯があることから、今後、ワインスタイン兄弟が売却の道を選ぶ可能性はありそうだ。同社にとって唯一の希望はクエンティン・タランティーノ監督の最新作「ヘイトフル・エイト」で、製作費7000万ドルを費やしたという同作が大ヒットになれば状況が好転する。「ヘイトフル・エイト」の全米公開は12月25日。
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