クリストファー・ノーラン監督の出世作「メメント」がリメイク
2015年11月17日 17:00

[映画.com ニュース] クリストファー・ノーラン監督の出世作「メメント」(2000)がリメイクされることになったと、ハリウッド・レポーター誌が報じた。
9月に映画のセールス会社エクスクルーシブ・メディア・グループが保有するライブラリーを、AMBIグループが買収。新たに獲得した「クルーエル・インテンションズ」「ドニー・ダーコ」「スライディング・ドア」といった400あまりの作品のなかから、AMBIは「メメント」のリメイクを決定したという。ノーラン監督はいっさい関与していない。
「メメント」は、ジョナサン・ノーランの短編小説をもとに、ノーラン監督が脚色したインディペンデント作品で、記憶障害に見舞われた男(ガイ・ピアース)が妻殺しの犯人を追うミステリー。物語が終わりから始まりに向かって逆回転していく構成が斬新で、ノーラン監督の名を一気に知らしめることになった作品だ。
リメイク発表にあたり、AMBIを率いるプロデューサーのアンドレア・レルボリーノとモニカ・バカルディは声明を発表。「我々はクリストファー・ノーラン監督のビジョンに忠実に、オリジナルと同じようにエッジがあり、映画賞に値する記憶に残る作品を目指します」。
なお同社は、フェデリコ・フェリーニ監督の傑作「甘い生活」のリメイクも発表している。
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