ヒロミ、映画イベントに初登場も「意外と地味だな」 今年の1文字は「戻」
2015年11月11日 17:00

[映画.com ニュース] タレントのヒロミが11月11日、東京・渋谷のユーロライブで行われたヒュー・グラント主演の映画「Re:LIFE リライフ」のトークショーに出席。この日は一般の観覧客は募集しておらず、会場には報道陣のみが結集した。映画イベントへの登場は意外にも初めてだというが、カメラが並ぶ風景に「意外と地味だなと思いましたね(笑)」と毒づきながらも、「大人になったので、リアクションがなくても全然大丈夫です!」と朗らかにほほ笑んだ。
アカデミー賞の脚本賞を受賞したが、その後の15年間ですっかり落ちぶれてしまった脚本家キースが、大学講師の仕事を通じ、人生のシナリオを書き直すために再起していく姿を描いた。約10年間におよび芸能界を離れ、昨年からテレビバラエティへの本格復帰を果たしたヒロミは、「15年くらい仕事がない状態から復活した主人公と、俺が似ているということなのね」と本イベントのオファーに合点がいった様子。「俺も(充電期間は)10年くらいだし、ぴったりだなと思った。若手にはできないからね」と納得顔だった。
ひと足先に同作を鑑賞したというヒロミは、「ママ(妻の松本伊代)と一緒に見たんですけど、『こういうことってあるよな』と思いながら見ていました」と物語に共感したことを告白。「男は、捨ててもいいようなくだらないプライドを持っているわけですよ」といい、「それが足かせになっていくことが、世の中にいっぱいあるだろうなと思う。僕ら世代がこの映画を見たら、リライフ出来るんじゃないかな」とアピールに努めた。
また、自身の“今年の1文字”を聞かれると、「戻」を挙げた。「再ブレイクと言われますが、言われるだけありがたい。芸能界にいる後輩たちからも、『こんなことがあるんですね』とか言われる」としみじみ話し、「来年はまた、(もとに)『戻る』っていうのもあるかもしれないけどね」と明かす。さらに、復帰後は「性格が丸くなった」と評判だが、「たまに『あそこでキレておけばよかった』と思うことはありますよ」と笑い飛ばしていた。
「Re:LIFE リライフ」は、「ラブソングができるまで」のマーク・ローレンス監督がメガホンをとり、「ノッティングヒルの恋人」「ラブ・アクチュアリー」などのグラント、「セッション」のJ・K・シモンズ、「いとこのビニー」のマリサ・トメイらが共演。11月20日から東京・TOHOシネマズシャンテほか全国で公開。
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