中谷美紀、「FOUJITA」小栗康平監督の70歳誕生日をキスで祝福!
2015年10月26日 16:20

[映画.com ニュース] オダギリジョー主演で画家・藤田嗣治の半生を描いた「FOUJITA」が10月26日、第28回東京国際映画祭コンペティション部門でワールドプレミア上映され、オダギリ、共演の中谷美紀、小栗康平監督、プロデューサーのクローディー・オサール、井上和子が舞台挨拶に立った。
フランスで時代の寵児となった1920年代、帰国し戦争協力画で日本美術界の重鎮となっていった40年代の藤田を描く。オダギリは、「今日が日本で初めて見てもらう機会ですが、こういう大きなスクリーン、いい環境で見てもらうのに適したすごく美しい作品」とアピール。「埋もれ木」以来、約10年ぶりにメガホンをとった小栗監督も「藤田の絵をおとしめることにならないよう、いい画像にしようとみんなで仕事をしてきました」と自信をのぞかせた。
中谷は、昨年同映画祭のフェスティバルミューズを務めており「コンペティション部門で自分が携わった作品を持って参加させていただくことが夢だと言ったら、早々に夢がかないとてもうれしいです」と感慨もひとしおの様子。そして「映画史上に刻まれる、寸分の隙もない絵画の連続のような美しい映画。オダギリジョーさんもとても美しい佇まいで、藤田そのものとしてそこに存在してくれました。とてもセクシーなオダギリジョーさんの一面もご覧に入れることになると思います」と笑顔で語った。
イベント終盤には、10月29日に70歳となる小栗監督を祝い、オダギリと中谷がサプライズで花束を贈呈するひと幕も。中谷は、小栗監督の頬にキスするとともに「おめでとうございます。70歳の記念の年に『FOUJITA』でお目にかかれたこと、本当に感謝しております」と祝福の言葉を贈った。小栗監督は「戦後70年という意識はありますが、自分が70歳であるという意識は全然持っていないです。思わぬプレゼントをいただきました」と満面の笑みを浮かべた。
第28回東京国際映画祭は、10月31日まで。「FOUJITA」は、11月14日から全国で公開。
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