“怖がり”竹内結子、信頼する中村義洋監督作も「受けなきゃ良かった」 橋本愛は大物ぶり披露
2015年10月25日 17:35

[映画.com ニュース] 第28回東京国際映画祭のコンペティション部門に選出された「残穢【ざんえ】―住んではいけない部屋―」に主演する竹内結子、共演の橋本愛、中村義洋監督が10月25日、東京・六本木ヒルズで会見した。
小野不由美氏の小説「残穢」が原作の今作は、小説家である「私」のもとに、読者である女子大生の久保さんから「今住んでいる部屋で、奇妙な音がする」という手紙が届いたことをきっかけに、好奇心から調査を始めた2人が、やがて数十年の時を経た戦慄の真相にたどり着くさまを描く。
撮影中に心霊現象が起こったかと聞かれた中村監督は、「空中から女の人がしゃべっている声が聞こえてきて怖かった」「タクシーのシーンで、出るところのないところで手が出ていた」と告白。自他ともに認める怖がりで、今作も最後まで見ていないという竹内は「ええっ!」とのけぞり、「うっかりとんでもないことを聞いちゃった。試写を途中でギブアップしたので、あんな事やこんな事を見られていないんですが、気持ちがくじけました。見なくてもいいですか?」と逃げ腰だったが、中村監督から「ダメでしょう」と一蹴されていた。
竹内は、中村監督とは5度目のタッグ。全幅の信頼を寄せている様子だが、「作品のたびに信頼が裏切られることなく、幸せな撮影をおくれています。ただ、今回はなんで受けちゃったんだろう。監督の作品と聞いて『断る理由がない! やります!』と即答したのですが、怖い話と聞いて『受けなきゃ良かった』と後悔しました」と嘆き節。一方の橋本は、「監督の『アヒルと鴨のコインロッカー』が大好きなので、いつかご一緒したいと思っていました」とニッコリ。撮影中も平常心を貫き、帰宅後も「(部屋を)真っ暗にしないと眠れない」と明かすと、電気をつけっ放しで就寝していた竹内から羨望の眼差しを注がれていた。
また、海外進出について聞かれた女優2人は「いつも新しいことに挑戦したいと思っているので、もちろん海外の作品や監督とのお仕事には興味あります。ただ、ちょっと英語を勉強しないといけませんね」(竹内)、「国内外関係なく直観でやりたいなと思ったら、ぜひ参加してみたい。英語の下手な日本人役でお願いしたい」(橋本)と同調していた。
第28回東京国際映画祭は、10月31日まで開催。「残穢【ざんえ】―住んではいけない部屋―」は、2016年1月30日から全国で公開。
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