木村文乃「シーズンズ」でナレーション 念願のネイチャードキュメンタリーに初参加
2015年10月20日 08:00

[映画.com ニュース] 女優の木村文乃が、フランス製のネイチャードキュメンタリー「シーズンズ 2万年の地球旅行」の日本語吹き替え版でナレーターを務めることが決まった。木村にとっては初の映画ナレーションで、幼い頃からネイチャードキュメンタリーに親しんできたこともあり、「この仕事をする上でいつからか追いかける夢の一つになっていました。ずっとこういうお仕事をしたいと言い続けてきたのでとても嬉しいです」と念願かなった喜びを語っている。
同作は、日本でも話題を呼んだ「オーシャンズ」のジャック・ペラン&ジャック・クルーゾ監督コンビの最新作。総製作費40億、構想4年、400人のスタッフが最新の撮影機材を駆使し、地球生命の2万年の歩みを描いたネイチャードキュメンタリーで、木村のほか、笑福亭鶴瓶が日本語吹き替え版のナレーションを担当することが決まっている。
配給のギャガは、「動物好きとして知られ、その確かな演技で説得力ある木村さんは最適な方」と、木村にナレーションをオファー。鶴瓶が動物たちに寄り添った目線で語る一方で、木村は移ろいゆく自然の様子や懸命に生きる動物たちを俯瞰(ふかん)し、観客をナビゲートしていく役割を担う。
映画以外ではナレーションの経験はある木村だが、「声というものはとても表現や扱いが難しいものだと常々思っています。初心の気持ちを忘れず、スタッフの方々の意図をしっかりと組み込みながら映像に寄り添う事が出来たらと思っています」と気を引き締める。そして、鶴瓶とのナレーション共演については「素敵な大先輩と共演させていただくことを楽しみつつこの作品にとってのベストは何かを考え、そして表現していけたらと思っています」と話している。
「シーズンズ 2万年の地球旅行」は2016年1月15日から全国公開。10月22日から開幕する第28回東京国際映画祭でも特別招待作品として上映される。
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