ダニエル・クレイグ、「007」ジェームズ・ボンドは続投? 卒業?
2015年10月15日 11:30

[映画.com ニュース] ダニエル・クレイグが、最新作「007 スペクター」でジェームズ・ボンド役を卒業すると宣言した。英タイムアウト紙の独占インタビューで明らかにしたもので、「またジェームズ・ボンド映画をやりますか?」という問いに対し、続投するくらいなら、「このガラスのコップを割って、手首を切ったほうがマシ」と返答。「万が一、またやることになったとしたら、純粋に金儲けのためだろうね」と明かした。
しかし一方で、英デイリー・メール紙のインタビューでは「もう1本、契約が残っている」と明言している。さらに、「俺は死ぬほど働いている。だんだんきつくなってきたよ。でも、これが人生だ。体が持つ限り、続けるつもりだよ」と語っており、続投か卒業か、クレイグ本人も迷っている様子がうかがえる。
クレイグは、「007 カジノ・ロワイヤル」で6代目ジェームズ・ボンドとしてデビュー。それまでのボンド像と外見が異なるため、同作の公開前はバッシングが起きたものの、新たなジェームズ・ボンドを確立し高い評価を得た。その後、「007 慰めの報酬」「007 スカイフォール」に出演し、シリーズ第24弾「007 スペクター」で計4度演じたことになる。
また、タイムアウト紙には、次にボンドを演じる役者に関しては「誰だって構わない」と言いながらも、アドバイスを求められると「限界まで自分を追い込め。これには、それだけの価値がある。なにしろジェームズ・ボンドなんだから」とエールを送っている。「007 スペクター」は、10月29日にイギリスで封切られ、日本では12月4日に公開。
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