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ウッディ・アレン監督、次回作は初のデジタル撮影 V・ストラーロが撮影監督

2015年10月15日 11:00

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新作は4Kカメラで撮影
新作は4Kカメラで撮影
写真:AP/アフロ

[映画.com ニュース] 巨匠ウッディ・アレン監督が、47作目の長編映画となる次回作で、初めてデジタル撮影を採用していることがわかった。

今年5月のカンヌ映画祭に登場したアレン監督は、デジタル撮影への移行を示唆していた。今回使用するのはソニーのCineAlta 4Kカメラ「F65」で、同社の欧州法人が10月7日(現地時間)に公表。マスターデータも高解像度の4Kで作成されるという。

本作の撮影監督を務めるビットリオ・ストラーロは、「地獄の黙示録」「レッズ」「ラストエンペラー」の3作品でアカデミー賞撮影賞に輝いた名匠。ソニーが発表した声明の中でストラーロは、アレン監督からのオファーを快諾したことを明かし、「この映画をデジタルで記録するようにウッディを説得したんです。そうすれば、私たちはともにデジタルの世界で旅を始められますから」とコメントしている。

同機は、ウィル&ジェイデン・スミス親子が主演した「アフター・アース」で初めて映画撮影に使用された。米ハリウッド・レポーター誌によれば、「オブリビオン」や「トゥモローランド」の撮影監督クラウディオ・ミランダが同機のファンだという。

タイトル未定の本作は、8月から米ニューヨークやロサンゼルスで撮影が行われており、ジェシー・アイゼンバーグブレイク・ライブリースティーブ・カレルらが出演する。2016年に全米公開予定。

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