「ワイルド・スピード8」の監督探しが難航
2015年10月1日 13:45

[映画.com ニュース] 超人気シリーズ最新作「ワイルド・スピード8(仮題)」の監督探しが難航していると、ハリウッド・レポーター誌が報じた。
同作はユニバーサルのドル箱シリーズで、今年公開された第7弾「ワイルド・スピード SKY MISSION」は世界興収15億ドルを記録。同社は2017年4月の世界公開を発表し、準備をスタートさせたが、肝心の監督がいまだに決まっていないという。
もともとは「ワイルド・スピード SKY MISSION」を手がけたジェームズ・ワン監督が第8弾と第9弾を続投する契約になっていたが、ワン監督は同作の完成前に、「死霊館」の続編「The Conjuring 2」を優先させたいと訴え、ユニバーサルもこれを認めた。しかし、第3弾「ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT」から第6弾「ワイルド・スピード EURO MISSION」までを手がけたジャスティン・リン監督が「スター・トレック ビヨンド(原題)」の監督に決まり、復帰が不可能であることが明らかになると、再びワン監督を口説きにかかったという。
関係者によれば、「人生が変わるほど」の大金がオファーされたそうだが、ワン監督は固辞。「ワイルド・スピード SKY MISSION」の製作は、途中で主演のポール・ウォーカーが死亡する不幸に見舞われ、ワン監督はさまざまな苦労を強いられたことで知られているが、ワン監督が同シリーズへの復帰を拒む最大の理由はビン・ディーゼルだという。プロデューサーを兼任するビン・ディーゼルがワン監督のあらゆる決断に対し口出しをするため、撮影が中断することもたびたびあったといわれている。
ユニバーサルはジャウム・コレット=セラ(「フライト・ゲーム」)などアクション映画の経験のある監督にオファーをするも断られているため、2017年4月の世界公開は難しくなってきているという。
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
人生にぶっ刺さる一本
【すべての瞬間が魂に突き刺さる】どうしようもなく心が動き、打ち震えるほどの体験が待っている
提供:ディズニー
ブルーボーイ事件
【日本で実際に起きた“衝撃事件”を映画化】鑑賞後、あなたは“幸せ”の本当の意味を知る――
提供:KDDI
プレデター バッドランド
【ヤバすぎる世界へようこそ】“最弱”ד下半身を失ったアンドロイド”=非常識なまでの“面白さと感動”
提供:ディズニー
あまりにも凄すぎた
【“日本の暗部”に切り込んだ圧倒的衝撃作】これはフィクションかノンフィクションか?
提供:アニモプロデュース
盤上の向日葵
【「国宝」の次に観るべき極上日本映画に…】本作を推す! 壮絶な演技対決、至極のミステリー、圧巻ラスト
提供:松竹
てっぺんの向こうにあなたがいる
【世界が絶賛の日本映画、ついに公開】“胸に響く感動”に賞賛続々…きっとあなたの“大切な1本”になる
提供:キノフィルムズ