「キングスマン」監督がコリン・ファース起用の理由を告白!特別映像公開
2015年9月17日 12:55

[映画.com ニュース] 「キック・アス」(2010)、「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」(11)のマシュー・ボーン監督によるスパイアクション「キングスマン」の特別映像が公開された。主演のコリン・ファースに焦点を当てた内容となっている。
続編製作も話題となっている本作は、表の顔は英ロンドンの高級仕立て屋だが、実は一流スパイという裏の顔を持つハリー(ファース)の活躍と共に、亡き同僚の息子である青年エグジー(タロン・エガートン)を1人前のスパイへと育て上げていくさまが描かれる。
「よい映画というのは配役で決まる」という考えを持つボーン監督は、脚本を書いている当初は、1967年に製作された「007/カジノ・ロワイヤル」でジェームズ・ボンドを演じた故デビッド・ニーブンさんをイメージしていたそうで、「今の時代のデビッド・ニーブンといえば一体誰だ? となった。それからすぐに、コリン・ファースだと思いついた」とキャスティング経緯を明かす。ボーン監督と共に脚本を手がけたジェーン・ゴールドマンも「コリンの名前が挙がった途端に他の人は考えられなくなったわ。書き直しのときもコリンのことばかり思い浮かべていたの」とほれ込みようを熱く語る。
ボーン監督は、「コリンが人をたたきのめすところを見るのはものすごく面白いぞ」と、興奮した半面、「英国王のスピーチ」(10)や「裏切りのサーカス」(11)での重厚なキャラクターのイメージが強いファースが、オファーを受けてくれるかどうか不安があったという。だが、その心配は無用だったようで、「彼が懸命に取り組んでくれたからすべてうまくいった」と満足そうな表情を浮かべた。映像では、教会を舞台に、ハリーが凶暴化した人々とたった1人で戦うアクションシーンの撮影風景も映し出され、ファースがすばやい身のこなしを見せるほか、真剣なまなざしで打ち合わせをする姿が確認できる。
物語のもう1人の主役であるエグジーを演じたエガートンは、「コリンには権威の重みのようなものが備わっている。彼と共演できるなら、授業料を払ってもかまわない」と、劇中さながらの“師”への敬意を告白。「彼のおかげで、僕はこの撮影を乗り切れたようなものだ。いつもそばにいて手を貸し、助言をしてくれた」と感謝を述べた。ファースにとっても共演は刺激的だったそうで、「まったく違う世代の人たちとつながりを持つことは大切。本作ではその恩恵を十分に受けた」と、「師のように尊敬する存在」とするマイケル・ケインとの共演を含め、貴重な体験づくしだった撮影を振り返った。
「キングスマン」は、公開中。
(C)2015 Twentieth Century Fox Film Corporation
PR
©2025 Disney and its related entities
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
KILL 超覚醒
【面白すぎてヤバい映画】世界中の観客が熱狂・発狂し、配給会社が争奪戦を繰り広げた“超刺激作”
提供:松竹
ズートピア2
【質問:すみません、今年の冬、どの映画を観たらいいですか?】答え:私は「ズートピア2」を絶対に観ますね!!
提供:ディズニー
人生にぶっ刺さる一本
人生に迷ったとき、この映画が“効く”だろう。すべての瞬間が魂に突き刺さる体験が待っている
提供:ディズニー
ブルーボーイ事件
【日本で実際に起きた“衝撃事件”を映画化】鑑賞後、あなたは“幸せ”の本当の意味を知る――
提供:KDDI
プレデター バッドランド
【ヤバすぎる世界へようこそ】“最弱”ד下半身を失ったアンドロイド”=非常識なまでの“面白さと感動”
提供:ディズニー
てっぺんの向こうにあなたがいる
【世界が絶賛の日本映画、ついに公開】“胸に響く感動”に賞賛続々…きっとあなたの“大切な1本”になる
提供:キノフィルムズ