三船美佳、“人生の乱気流”は「周囲の支えというシートベルト」で安全!
2015年9月8日 21:05
[映画.com ニュース] 「あしたのパスタはアルデンテ」のフェルザン・オズペテク監督の最新作「カプチーノはお熱いうちに」の特別試写会が9月8日、築地の浜離宮朝日ホールで行われ、 タレントの三船美佳が出席。夫・高橋ジョージとの離婚係争中の三船が、「“人生の乱気流”を乗り越える術を教えてくれる映画」と謳う本作の内容とかけ、トークを繰り広げた。
三船は、映画を人生と重ね「主人公エレナと同じで、私も予期せぬ“人生の乱気流”によって、人生がガラリと変わってしまった時、友人や家族といった近しい存在に救われました」と告白。これに対し記者が「いま、その乱気流はどのくらい荒れていますか?」と切り込むと、三船は「周囲の支えというシートベルトをしめていれば、安全なので大丈夫です」と笑顔で語った。さらに「乱気流を越えた先、(夫との)着陸地点は別々だけど、あちらの人生の飛行機もいい方に着陸してほしいです」と夫への思いを明かした。
さらに、「夫婦の乱気流はいつ頃快晴になりそうですか?」と問われると、「気持ちはお互い快晴だと思います」と現況を告白。「そうやって生きていかないと、エレナのように強い女性にはなれないので」と強い眼差(まなざ)しで語った。
三船は本作について、「女性なら誰もが共感する、すごく深い人生のドラマだった」と絶賛。主人公エレナに対しては、「母親は常に子どもを優先しがちですが、自分のことも大切にしないと、本当の意味では守ってあげられないんだってエレナに気づかされました。私も乳がんの検診を受けようと思います」と、同じ母として敬意を示した。
物語の舞台は、南イタリアの街レッチェ。カフェで働く主人公エレナが、同僚シルヴィアの恋人であるアントニオと恋に落ち、周囲に波乱を起こした末、結ばれる。13年後、結婚した2人の間には2児が誕生し幸せな日々をおくっていたが、ある日エレナが乳がんの診断を受ける。9月19日から公開。