矢崎仁司監督、“素敵なキス”は「見ると得した気になる」
2015年9月6日 11:30

[映画.com ニュース] 矢崎仁司監督最新作「××× KISS KISS KISS」が9月5日、東京・新宿K's cinemaで封切られ、松本若菜、加藤良輔らキャスト陣と矢崎監督が、同館での舞台挨拶に立った。
今作で様々な「キス」を演出した矢崎監督は、「スタートをかけてキスが始まると、どこでカットかけていいのか……。このまま放っておこうかなと思った(笑)」と撮影を振り返り、「素敵なキスは見て得した気になる。そういう思いを皆さんが抱いてくれればいいなと思う」と願いを込めた。また、観客に「(今作を見ていたら)無性にキスがしたくなった。皆さんも早く帰ってキスしたくなったんじゃないでしょうか?」と問い掛けた。キャスト陣もこれに賛同し、加藤は「キスがしたい。やっぱりそこに尽きるなと思います!」と堂々と宣言していた。
男性同士の恋愛を演じた柿本光太郎は、「同性愛者の役で、ちょっとヘビーなんじゃないかと思っていた。でも自分自身がかわいいなと思った」と自画自賛。柿本の相手役を演じた安居剣一郎も、「状況によってキスの仕方も違うんだなと思って興奮しました(笑)」といたずらっぽく笑い、観客の笑いを誘った。
また山梨の矢崎監督の自宅にキャストが泊まり、撮影もしたこともあったという。「脚本家の皆さんがご飯を作って待っていてくれて、楽しかった。とてもリラックスしながら臨むことができました」(松本)、「2日目にシャワーが出なくて、風呂に入らずに次の日の撮影に臨みました(笑)」(加藤)と撮影時の思い出話に花を咲かせ、和気あいあいとした現場を懐かしんでいた。
映画は、「三月のライオン」「太陽の坐る場所」などの矢崎仁司監督による、「キス」をテーマにしたオムニバスムービー。新人脚本家ユニット「チュープロ」メンバーによる5作品が映像化された。同棲相手とのケンカが絶えない女性を描いた「儀式」、男子大学生の男友達への秘めた思いを紡いだ「背後の虚無」、熟年夫婦を主人公にした「さよならのはじめかた」ほか、「いつかの果て果て」、「初恋」で構成されている。この日はほかに中丸新将、塚田美津代、涼香、荻野友里、草野康太、川野直輝、吉田優華が出席した。
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