緊迫、圧巻のディザスター映像!「カリフォルニア・ダウン」本編レスキューシーン公開
2015年8月24日 14:50
[映画.com ニュース] ドウェイン・ジョンソンが屈強なレスキュー隊員を演じたヒット作「カリフォルニア・ダウン」の臨場感あふれる本編映像が、このほど公開された。
映画は、米カリフォルニア州を襲った未曾有(みぞう)の大災害に巻き込まれながらも、ロサンゼルスから約600キロ離れたサンフランシスコに残された娘を救おうとする父親レイ(ジョンソン)の奮闘を描く。「センター・オブ・ジ・アース2 神秘の島」(2012)のブラッド・ペイトン監督がメガホンをとり、「エンジェル・ウォーズ」(11)のカーラ・グギーノと、「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々 魔の海」(13)のアレクサンドラ・ダダリオがレイの家族を演じる。5月29日に全米公開され、全世界57カ国で興行ランキング1位に君臨し、累計で興行収入4億ドルを突破した。
映像では、炎に包まれ、倒壊寸前のビルに残された妻エマ(グギーノ)を救うべく、レイがヘリコプターで駆けつけるところから始まる。ヘリコプターを自動操縦に切り替えたレイは、屋上に出たエマを助けようとロープを垂らす。夫の元にたどり着こうとがれきの中を必死に走るエマだったが、足場が突然崩れ、あわや巨大な穴に落ちそうになるというスリリングなシーンが描かれる。
今回公開されたのは数分間に及ぶ長尺のシーンの一部だが、ペイトン監督はノーカットで一気に撮り上げたと明かす。「観客もエマと一緒になって倒壊寸前のビルの中を駆け上がることができるんじゃないかな。カーラの熱演のおかげでアドレナリンが全開になるし、最初から最後までエマの身に迫る危機をリアルに体感できると思うよ」とその出来に自信をのぞかせた。一方、グギーノは、撮影では“パンケーキ・リグ”と呼ばれる特殊な装置に乗り、ビル4階分に相当する高さから落ち、また上までよじ登るというハードな演技を求められたと語る。舞台経験を例に挙げ「舞台に立っていると綱渡りをしているような気分になるときがあるの。途中で飛び降りるわけにはいかない、前に進むしかないんだと。そう思うと、アドレナリンと集中力がワッと出てくる。それは、このシーンの撮影中にも感じたわ」と、過酷な撮影を振り返った。
「カリフォルニア・ダウン」は、9月12日から全国公開。