「ムカデ人間3」出演の北村昭博、ファンと“つながり”満足げ「ムカデ誇らしい」
2015年8月23日 11:10

[映画.com ニュース] カルト的人気を誇る米・オランダ合作のホラー映画シリーズの第3作で完結編となる「ムカデ人間3」が8月22日、東京・新宿武蔵野館でレイトショー公開され、出演した日本人俳優の北村昭博が上映後にトークショーを行った。
米ロサンゼルスを拠点に活動している北村は、日本公開に合わせ“来日”。レイトショーながら立ち見も出る盛況なスタートに、「チケットをゲットしてくれた人はガチで最高のファン。役者人生、苦労といいことの繰り返しだったけれど、今日が最高の時」と喜びを爆発させた。
人間の口とこう門をつなげてしまう狂信者たちの恐怖を描くシリーズで、2009年の第1作「ムカデ人間」に出演した北村。ムカデ人間の先頭をほぼ即興で演じて注目され、その後、米人気テレビシリーズ「HEROES ヒーローズ」に抜てきされた経緯も持つ。
第1作が3人、第2作は12人をつなげたが、完結編では刑務所の囚人500人を一気につなげてしまうというスケールアップ。「ムカデになるのは精神的、肉体的にもつらいと思っていた」という北村だが、トム・シックス監督に請われてのカメオ出演で「500人のうち半分くらいは世界各国から来たファンのエキストラで、僕の顔を見てニヤッとしていた。ファンがいたから3まで作れた」と感無量の面持ちだ。
そして、「いろんな人とつながりたい」と自ら提案し、約150人の観客とフォークダンス「ジェンカ」の形でムカデ人間の世界観を表現。「これからもムカデ人間を愛していきたいし、超スターになってもムカデ人間を誇らしく思って、ムカデ出身俳優と言い続けていきます」と誓いを立てていた。
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