エミール・ハーシュが女性への暴行で有罪 15日間服役へ
2015年8月19日 18:45
[映画.com ニュース] 「イントゥ・ザ・ワイルド」の米俳優エミール・ハーシュが、今年1月、米サンダンス映画祭期間中に女性の首を絞めるなどの暴行を働いた事件に関して、有罪判決を言い渡された。ハーシュは15日間服役することになる。
ハーシュは1月25日の午前3時過ぎ、米ユタ州パークシティのナイトクラブで、パラマウント・ピクチャーズのデジタル・エンターテインメント部門副社長のダニ・バーンフェルドさんの首を絞め、気絶させた疑いで逮捕された。
事件当時報じられた裁判所文書によれば、酩酊状態のハーシュが突然バーンフェルドさんのところに歩み寄り、言いがかりをつけた上につかみかかった。ハーシュはいったん立ち去ったものの、数分後に再び背後からバーンフェルドさんに近づき、腕を彼女の首に回したまま床になぎ倒し、体の上に乗って両手で首を強く絞めたとされている。なお、両者は面識がなかった。
ハーシュは泥酔しており、その晩の記憶がないというが、罪を認めてバーンフェルドさんにも謝罪した。ハーシュにはユタ州の刑務所での15日間の禁固刑に加え、4750ドル(約59万円)の罰金と50時間の社会奉仕活動が科せられた。
ハーシュは事件後、アルコール依存症のリハビリ施設に入所している。