尾上松也の「GOTHAM ゴッサム」愛が止まらず!作品の出来を「申し分ない」と絶賛
2015年8月10日 14:00
[映画.com ニュース] 映画「ダークナイト」に登場するゴッサム・シティを舞台に、バットマンの相棒として戦ったジェームズ・ゴードン刑事の若き日々を描く米ドラマ「GOTHAM ゴッサム」のリリース記念イベントが8月10日、都内で行われ、同作の大ファンという歌舞伎俳優の尾上松也が参加した。
マイケル・キートン主演の「バットマン」でシリーズに傾倒したという尾上は、「ブルース・ウェインを主人公にせず、ゴードンが主体なのがにくい」とファン目線で作品の魅力を語る。「バットマンの活躍をあえて描かず、敵やバットマンを支える人々がどんな軌跡をたどっていったのかを描いているのが何よりのツボです。世界観の作り方もすごいし、アクションも一級品で申し分ない」と絶賛した。
「本当に熱血刑事」と語る主人公のゴードン刑事(ベン・マッケンジー)については、「ほとんどの警察官が悪と通じている救いようのない町で、唯一の希望と言っていい。この男が後々警察のトップにのぼりつめていくんだなと思いながら見ると、感慨深かったです。ゴードン刑事のように、町全体が真っ黒ななかで1人で戦うのは相当な勇気がいるもの。恐らく僕は巻かれると思います」と、主人公へのあこがれを口にする。その相棒となる老練な刑事、ハービー(ドナル・ローグ)との絆のドラマを「友情物語が好きなもので、すごく僕好みな関係性です」と嬉々として語るなど、トークはますますヒートアップ。さらに、「(ゴードンと対立する敵役の)ペンギン(ロビン・ロード・テイラー)は心の冷たさがすごく怖くて、目が離せない」「(両親を亡くしたブルースの執事)アルフレッド(ショーン・パートウィー)は過去シリーズと違って、若いのもあって躍動的」と熱弁をふるった。
バットマン人気はまだまだおとろえを見せず、2016年には映画「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」が公開されるが、尾上は「やっときたよ。待ってました!」と公開が待ちきれない様子で語った。「GOTHAM/ゴッサム」DVD&デジタル配信は、ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメントよりレンタル中。「GOTHAM/ゴッサム <ファースト・シーズン> コンプリート・ボックス」DVD&ブルーレイは、9月9日から販売開始。
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