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大竹しのぶ&豊川悦司「後妻業」で最強タッグ再び 鶴橋康夫監督が問題作を映画化

2015年8月4日 05:00

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「後妻業」でタッグを組む大竹しのぶと豊川悦司
「後妻業」でタッグを組む大竹しのぶと豊川悦司

[映画.com ニュース] 直木賞作家・黒川博行氏の著書「後妻業」が社会派作品の名手・鶴橋康夫監督のメガホンで映画化されることになり、主人公の武内小夜子を大竹しのぶ、小夜子とともに独り身の老人たちを騙していく結婚相談所所長の柏木亨を豊川悦司が演じることが発表された。2人にとっては、故新藤兼人監督作「石内尋常高等小学校 花は散れども」(08)、「一枚のハガキ」(11)に続く3度目の本格的なタッグとなる。

資産を持つ独身男性に近づき、手練手管で虜にして後妻に収まり多額の金品を貢がせる“後妻業”は、14年の筧千佐子・京都連続不審死事件が悪質な犯罪に発展した例として記憶に新しい。黒川氏の著書は事件前に刊行されていたことから、「予言していたのでは?」と様々なメディアで取り上げられ、最近の社会面を賑わせていた。

小夜子を演じる大竹は、「愛の世界」や「刑事たちの夏」など多くの鶴橋作品に出演している。「16年ぶりの鶴橋組なので、本当に楽しみにしていました。ワンカット撮るたびに『よーし、オーライ』と言ってくださる監督の声を聞くのは、役者としてこの上ない幸せです」と意欲満々。さらに、「気心の知れた素敵な豊川さんと、思いっきり“悪”を楽しみたいと思います」とコメントを寄せた。一方の豊川は、「あまりに底抜けな企画とキャストにワクワクドキドキ満載な気分です。鶴橋監督と大竹さんと手を取り合って、チャーミングなピカレスクロマンをつくっていきたいと思います!」と話している。

小夜子&柏木コンビが次のターゲットとして狙う不動産屋の隠居・舟山喜春に扮するのは、笑福亭鶴瓶。鶴橋監督からのオファーを意気に感じており、「とにかく鶴橋監督というとてつもなく面白くて素敵な人が、僕を出演させて良かったなと思ってくれるよう頑張りたい」とみなぎる思いを告白。そして、「大竹しのぶさんはよく知っているけれど初共演。豊川悦司さんは少しだけお会いしたことがあるけれど、とても面白い人。魅力的なお二人との共演もとても楽しみです。大竹さんとはベッドシーンがあるようなんですが、それはお断りしたいと思っています(笑)」と明かした。

また、永瀬正敏が「私立探偵濱マイク」以来の探偵役に挑む。父親を殺害されたと疑う中瀬朋美(尾野真千子)から調査を依頼され、2人を追い詰めていくという役どころ。「再び鶴橋監督とご一緒出来ること、とても嬉しいです。素晴らしい共演者の皆さんとともに、鶴橋監督の世界に“ドップリ”浸からせていただきたいと思っています」と語る。なお、小夜子の息子・博司を風間俊介、朋美の父・中瀬耕造を津川雅彦、朋美の姉・西木尚子を長谷川京子、柏木の愛人・三好繭美を水川あさみ、小夜子と柏木の協力者・瀬川英子を余貴美子、被害に遭った元夫たちを森本レオ六平直政伊武雅刀が演じる。

愛の流刑地」(07)、「源氏物語 千年の謎」に次いで3本目の映画監督作となる鶴橋監督は、今作では脚本も兼ねている。「誰もが感じる人間の孤独感、無防備にさらけ出された深い悲しみを明るくお茶目に描くことで、現代社会に潜む悲喜劇をあぶり出したい」と話し、7月22日から撮影に突入している。オールアップは9月中旬を予定しており、16年に全国で公開。

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