一枚のハガキ
劇場公開日 2011年8月6日
解説
撮影当時98歳という日本最高齢監督の新藤兼人が、自らの実体験をもとに引退作として製作した戦争ドラマ。出演に豊川悦司、柄本明、大竹しのぶ、大杉漣らベテラン俳優が顔をそろえる。戦争末期に召集された中年兵士の啓太は、1人の兵士から「自分は戦死するだろうから生き残ったらハガキは読んだと妻を訪ねてくれ」と一枚のハガキを託される。終戦後、啓太はわずかな生き残り兵士となり故郷に戻るが、妻は父と出奔し、村で彼を待つ者は誰もいなかった。ハガキを書いた友子を訪ねると、彼女は家族を亡くし、貧しい農家でひとり懸命に生きていた。
2011年製作/114分/G/日本
配給:東京テアトル
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2019年3月16日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館、DVD/BD
水を汲みに行かせるのもすきなんだろうか?
性についても、生々しい撮り方をするので、「昔ってあんなんだった?」とか思ってしまう。
戦争についての考え方は人それぞれあると思うが、生き残った人は強かさをもっていると思う。
息子の後を追って死んでいった義理の両親には呆れる
大杉漣の名脇役ぶりはこの作品でも健在、当時は夫を失った妻があんな形で新しい家族になっていったんだろうか?と想像してしまう。
2017年10月21日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:TV地上波
2016年7月19日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
なんだこれという作品。まずキャストの年齢設定がデタラメもいいとこ。なんで50代の大竹しのぶを20代に設定するのか。無理がありすぎるだろ。新藤兼人って名前だけで評価されてるというが、新藤兼人って反戦だというだけでつまらん作品ばかり。
今朝もCSで「一粒の麦」という映画を見たが、あまりにも望みがない暗い映画で、脚本新藤兼人だというので納得。この人は世の中の不平を集めたいのか。みんないい加減に目を覚ましたらどうだ。
2015年11月15日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
戦争という名目の下、国家命令によっていかに軽く人の命が失われ、また、生き残った人々にいかに不幸が多く取り残されたことか、痛切に鋭く訴える新藤兼人監督の力作でした。テーマが重いにもかかわらず、時にはコミカルな演出もあり、また、画面色調は比較的クリアで明るかったのが印象的でした。大竹しのぶは本当にいい女優さんですね。いい映画は人生の教師です。 若い人が、先のアジア・太平洋戦争の加害と被害の両方を頭に入れて本編のような映画を観て知ることは、戦争実態の真実の一部を知る上でも意義あるものと思いました。
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