J・ゴードン＝レビットが地上411メートルを歩く「ザ・ウォーク」胃が縮まる予告完成！

［映画.com ニュース］人気俳優ジョセフ・ゴードン＝レビットが、地上411メートルの高さを命綱なしで歩いた実在する人物を演じる映画「ザ・ウォーク」の最新予告編が公開された。

映画は、1974年に当時世界一の高さを誇った米ニューヨークのワールド・トレード・センターのツインタワーを1本のロープで結び、命綱なしの空中散歩に挑んだフィリップ・プティの実話を3Dで描く。

映像は、地上411メートルのビルの屋上で足を踏み出すという胃が縮まるようなシーンから始まる。“ワールド・トレード・センターにワイヤーをかけて歩く”という計画を他人に鼻で笑われながらも、着実に水面下で進めていくプティ。自らの中の恐怖と戦いながら、最初の1歩を踏み出す姿には信念が感じられる。最後は、ワイヤーの上を歩くプティをアクシデントが襲う緊張の一瞬が収められ、手に汗握る仕上がりとなっている。

メガホンをとるのは、「フォレスト・ガンプ　一期一会」「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズなどで知られ、常に最新のVFXにこだわりを見せてきたロバート・ゼメキス監督。プティを“アーティスト”と呼び、「当時の写真を3D化し、高さ、深さ、質感、空気感といったものにこだわって今までで駆使してきた映像技術をすべて使った本作は、私にとっては集大成的作品といえる」と、出来栄えに自信をのぞかせている。シャルロット・ルボン、ベン・キングズレーらが共演する。

また、今作は10月22日に開幕する第28回東京国際映画祭のオープニング作品にも決定。9月25日から開催される第53回ニューヨーク映画祭での上映に続き、日本でもいち早く映画を鑑賞できることとなった。

「ザ・ウォーク」は、2016年1月23日から全国で公開。IMAX3Dでの上映も決定している。