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漫画家・小林よしのり、「日本のいちばん長い日」本木雅弘の気品ある演技を称賛

2015年7月27日 14:50

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(左から)田原総一朗、小林よしのり
(左から)田原総一朗、小林よしのり

[映画.com ニュース]ジャーナリストの田原総一朗と「ゴーマニズム宣言」「戦争論」などのベストセラーで知られる漫画家の小林よしのりが7月26日、都内で行われた映画「日本のいちばん長い日」の試写会に出席。本作で描かれる終戦時、そして現代における政治のあり方などについて、熱いトークを繰り広げた。

わが母の記」(12)の原田眞人監督が、昭和史研究の第一人者として知られる半藤一利氏の原作を基に、1945年、昭和天皇の意向を受けて太平洋戦争終結のために奔走する鈴木貫太郎首相や阿南惟幾陸相、一方で徹底抗戦を主張してクーデターを企てる若き陸軍将校・畑中健二らの姿を描く。阿南陸相を役所広司、鈴木首相を山崎努、昭和天皇を本木雅弘、畑中少佐を松坂桃李がそれぞれ熱演した。

自著「昭和天皇論」で、映画に登場する御前会議やクーデター未遂事件について言及している小林は、本作を高く評価。特に昭和天皇の描写について「今までの映画では、例えば(『太陽』で昭和天皇を演じた)イッセー尾形はどこか滑稽に、チャップリンのように演じていて何かが違うと思ったけれど、この映画のモッくん(本木)はモノマネをするのではなく、自然にしゃべっていて気品があった」と称えた。

田原は、映画で描かれる終戦工作について「『負ける』ということ、戦争は終わらせるのが難しい」と指摘し、小林も同意。終戦の決め手となった昭和天皇の“聖断”についても、小林は「あれは本当はルール違反。本来は国民の代表(=政治家)が決定しないといけないのにできない」と嘆く。当時の制度として、阿南陸相が辞任していたら内閣が崩壊していたと続け、「あのときの大臣が阿南さんでよかった。(抗戦派の)軍を抑えるすごい胆力があった」と語った。

日本のいちばん長い日」は、8月8日から全国公開。

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