武井咲×山下智久×山田孝之×小栗旬ら豪華俳優12人、実写版「テラフォーマーズ」に参戦!
2015年7月27日 05:00

[映画.com ニュース] 伊藤英明主演、三池崇史監督で人気漫画を実写映画化する「テラフォーマーズ」の主要キャスト12人が発表された。ヒロイン・秋田奈々緒役の武井咲をはじめ、山下智久、山田孝之、小栗旬、ケイン・コスギ、菊地凛子、加藤雅也、小池栄子、篠田麻里子、滝藤賢一、太田莉菜という豪華キャストが結集。また、モデルで女優の福島リラが、完全オリジナルキャラクター役で出演する。
原作は、漫画雑誌「週刊ヤングジャンプ」(集英社刊)で連載されている作・貴家悠氏、画・橘賢一氏による同名漫画。三池監督は、バグズ2号編をベースに実写化に挑む。今回明らかになったメインキャラクターは、原作を踏襲しながら多国籍なメンバーが日本人に変更。奈々緒(武井)、蛭間一郎(山田)、本多晃(小栗)、ゴッド・リー(コスギ)に加え、山下演じる武藤仁など原作をベースにしたオリジナルキャラクター7人、福島扮する完全オリジナルの榊原が登場する。
武井が三池監督とタッグを組むのは、「愛と誠」以来約3年ぶり。久しぶりの三池組参加となったが「私はもともと原作を読んでいたので、映像になると聞いてテラフォーマーがどんな状態で出てくるのかなと素直に思いました。また、自分自身特殊メイクが初めてなので大変ですけど、カメラを通してどういう風に映っていくのか楽しみで仕方ないです」と楽しんでいるようだ。
山下は「日本映画史上稀に見るものすごいSF大作になると思いますので、緊張感とともにとても楽しみながら挑んでいます」と気を引き締め、「伊藤さんはとても心強い頼りになる兄貴分ですので、ついていきたい一心で、自分も悔いが残らないよう燃え尽きたいと思います!」と意欲十分。そして「現場では、一からサイズを測って作ったタイトな宇宙服を着ているので、トイレにいくのが大変でちょっと困っています(笑)。人間以外のものを演じる機会はなかなかないのでワクワクしています!」と語った。
漫画の実写化作品でさまざまな役を演じてきた山田は、「原作では体がデカいので1カ月で30キロほどウエイトを上げようと思ったんですが、下手したら死ぬのでやめました。今回特殊メイクや特殊スーツを着て変異(=変身)するシーンがあり、身体的に大変な撮影になりますが『変身』できる機会もなかなかないので、とても楽しみです」。「クローズZERO II」(2009)以来の三池組となる小栗は、「(三池監督から)自分であてがきをしているという話を聞き、それならやらない理由がないなと思い引き受けました。最初は火星に行く役で話がきたのかと思ったのですが、そうではなかったので、監督には続編があったら火星に行かせて下さいねと話はしました(笑)」とコメントを寄せた。
伊藤らは、約1億円を投じて制作された国内最大級の宇宙船セットで、3カ月およぶ撮影に臨んだ。8月には、「インターステラー」の製作チームとともに日本映画初となるアイスランドロケが敢行される予定だ。また、約100パーツから構成された宇宙服の衣装合わせが、10回以上繰り返されるなど、衣装にも並々ならぬこだわりが込められている。
「テラフォーマーズ」は、2016年ゴールデンウォークに公開。
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