佐々木蔵之介×坂口健太郎×滝藤賢一、竹内結子主演ミステリー「残穢」に出演
2015年7月10日 17:00
[映画.com ニュース]俳優の佐々木蔵之介、坂口健太郎、滝藤賢一が竹内結子主演のミステリー映画「残穢【ざんえ】 -住んではいけない部屋-」に出演していることがわかった。
「チーム・バチスタの栄光」(2008)をはじめ5度目となる竹内、中村義洋監督のタッグで、第26回山本周五郎賞を受賞した小野不由美氏の小説「残穢」を実写映画化。竹内演じる小説家の「私」が、奇妙な音がする部屋に住む女子大生・久保さん(橋本愛)とともに、部屋の謎を追う。
佐々木は、興味本位で「私」の調査に同行する作家・平岡芳明役に挑戦。「突き抜けて陽気で不気味な知識量をもつキャラクターで、ぐんぐんと2人を導き謎に迫っていきます。何でも面白がる平岡をワクワクと演じて下さいました」(製作陣)とシリアスな物語にアクセントを与える。
「予告犯」に続き中村組に参加した坂口は、「まるで少年が昆虫採集をする様な、無邪気に怖い話を蒐集するかわいらしさがあり、そんな現実的でないキャラに血を通わせることができました」(製作陣)と「私」と久保さんが手がかりを求める心霊マニアの会社員・三澤徹夫になりきった。
滝藤は、「私」の夫で心霊現象否定論者のミステリー小説家・直人に扮している。製作陣は、個性派の演技に「普通の人の役を演じられても、ちょっと日常生活からズレているような雰囲気が出てしまいます。彼のお陰で、映画の中に奇妙な風が吹きました」とコメントを寄せている。
「残穢【ざんえ】 -住んではいけない部屋-」は、2016年1月30日から全国で公開。