キャリー・フィッシャー、昨今の情報管理にお手上げ「どこまでネタバレか分からなくなる」
2015年7月8日 12:00

[映画.com ニュース]「スター・ウォーズ フォースの覚醒」にレイア・オーガナ役で復帰した米女優キャリー・フィッシャーが、4月に米アナハイムで開催された同シリーズの公式ファンイベント「スター・ウォーズ・セレブレーション」でパネルディスカッションに登壇し、赤裸々なトークを披露した。
満面の笑みを浮かべて登場したフィッシャーだが、今作に関する情報が徹底的に管理されていることについては、お手上げの様子。「私を家から出さないようにすれば良かったのよ。どこまでがネタバレなのかが分からなくなってしまうの。『スター・ウォーズ』に関わる何かについて、そっとささやいただけで、すぐにインターネットに乗ってメインステージに出てしまうじゃない? 私は、ある人に『6カ月ほど出かける』と話しただけなんだけど、その人が言っちゃったの。とにかく、私は自分が何を言ったらダメなのか、覚えていられないのよ」と顔をしかめ、まくし立てた。
世界中で大反響を呼んだ、同作の“特報第2弾”について「(発表される)前の晩、レストランでのディナー時に見たわ。こんな事を言って怒られないかしら? 誰にも言わないでね(笑)。みんなが記念撮影をしているなかで、私が最後に見たのよ」と明かす。ただ、感想に関しては「私はどんな仕事であれ、自分を見るとちゃんと出来ていないと思ってしまうの」と冷静に振り返っている。
フィッシャーの母は往年の名女優デビー・レイノルズ(「雨に唄えば」「タミーと独身者」「不沈のモリー・ブラウン」)だが、現在でも仲が良いといい「とても素敵な親子関係よ」とニッコリ。この日は、レイノルズがフィッシャーについて語る映像が紹介され、「私が一番好きな映画は『雨に唄えば』。あの映画では、素敵な髪にセットしてもらったわね。後頭部にとても醜くて大きな束髪があったのよ。だから、キャリーが『スター・ウォーズ』でレイア姫の役についた時に忠告したわ。『キャリー、へんてこな髪型には気をつけなさい』ってね。ありがたいことに、ジョージ(・ルーカス)は彼女に束髪を2つも与えていたわね」というくだりでは、場内の爆笑を誘っていた。
また「スター・ウォーズ」撮影時、コメディグループ「モンティ・パイソン」のメンバーであるエリック・アイドルのロンドンの自宅へ遊びに行ったことを明かしている。「あの日はアイドルがロンドンの自宅に帰ってきていて、私たちを招待してくれたの。しかも『ローリング・ストーンズ』を呼んでいたのよ? 私たちは天秤にかけなければならなかったわ。ストーンズを取るか、明日の早朝から始まる撮影を取るかをね。そんなの、両方取るに決まってるじゃない! そんなわけで、私たちは随分遅くまで起きていて、2時間後に現場へ入ったの。誰も二日酔いに苦しんだりしなかったわ」。

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