タランティーノ新作西部劇、70ミリアナログ上映による全米公開が決定
2015年6月16日 11:10

[映画.com ニュース] クエンティン・タランティーノ監督の新作西部劇「The Hateful Eight(原題)」の全米公開日が、今年の12月25日に決定した。
配給の米ワインスタイン・カンパニーは、25日からまずは全米の一部映画館での70ミリフィルムによる上映を実施。その後、翌2016年1月8日から拡大公開を展開する(同時に、70ミリフィルム上映も継続する)。
70ミリフィルムは、通常の35ミリやデジタルシネマの2倍近いワイドな画面と高解像度を誇る。ワインスタインによれば、70フィルムを使用したこの規模の公開は20年ぶりだという。タランティーノ監督は、クリストファー・ノーランやJ・J・エイブラムスらとともに、米コダック社がコストのかかる70ミリを含めたフィルム生産を継続できるよう、各スタジオに働きかけたことでも知られる。
「ジャンゴ 繋がれざる者」に続く「The Hateful Eight(原題)」は、南北戦争後の雪深いワイオミング州を舞台に、吹雪で立ち往生した賞金稼ぎのライバル2人、女囚人、地元保安官といった人物たちの関係を描く。サミュエル・L・ジャクソン、カート・ラッセル、ジェニファー・ジェイソン・リー、ウォルトン・ゴギンズ、デミアン・ビチル、ティム・ロス、マイケル・マドセン、ブルース・ダーン、チャニング・テイタムらが共演する。
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