綾瀬はるか「海街」初日もマイペース サプライズの段取り忘れる
2015年6月13日 13:48
[映画.com ニュース]マンガ大賞2013を受賞した、吉田秋生氏の人気コミックを映画化した「海街diary」が6月13日、全国323スクリーンで公開初日を迎え、4姉妹を演じた綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆、広瀬すず、是枝裕和監督が東京・有楽町のTOHOシネマズ日劇2での舞台挨拶に立った。
長澤(6月3日)、夏帆(30日)、広瀬(19日)、是枝監督(6日)の誕生月が6月であることから、この日は綾瀬がサプライズで手作りのバースデーケーキをプレゼント。2日がかりで完成させ「海辺の朝日」と題したケーキを振る舞った。しかしケーキの登場直前に、肝心の綾瀬が段取りを忘れるハプニングも。MCの笠井信輔から「今日は朝早く起きたんですよね。なぜ?」とネタ振りをされたが、きょとんとした表情を見せ、周囲を慌てさせた。そしていざ試食という場面でも、味の感想を聞かれ「ついさっき歯磨きをして、歯磨き粉と混ざっちゃいました」とマイペースに答え会場を沸かせた。
綾瀬は、丹精込めたケーキの出来栄えに「スポンジから焼いて、(今日の)早朝からクリームを塗って塗って。海街っぽさというので、水色を入れるか入れないかとか、白だけの方がおいしそうだとか、盛り付けを一番考えました」と自信満々。綾瀬の調理風景がスクリーンに映し出されると、登壇陣からは「すごい!」という声があがり、「本当に作ったの? かわいいです」(夏帆)、「本当にびっくりしました。うれしいです」(長澤)と喜んでいた。
また広瀬は、初日を迎えた感想を問われ「がっつり映画に出るのは初めてで、1年前から撮影してこの日が来るとは思わなかったです。この作品がどんどん広まると思うと、幸せな気分になります」とニッコリ。長澤は「やっとこの日を迎えて、寂しい気持ちもありますけど、皆さんに見てもらえて幸せな気持ちでいっぱいです」と明かし、夏帆も「本当に早く皆さんに映画を見てもらいたかったので、無事に初日を迎えられてうれしいです」と穏やかな笑顔を浮かべていた。この日は劇中でスポーツ店の店長を演じた「レキシ」の池田貴史も舞台挨拶に駆けつけた。
祖母の残した鎌倉の家で暮らす3姉妹が、父の葬儀で出会った異母妹のすずを引き取り、本当の意味で家族になっていく姿を1年がかりで追いかけ、それぞれの感情の機微をすくい取っていく。ほか、加瀬亮、鈴木亮平、坂口健太郎、樹木希林、リリー・フランキー、風吹ジュン、堤真一、大竹しのぶらが共演している。
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