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「ターミネーター」生みの親ジェームズ・キャメロンは最新作をどう見た? 特別映像が公開

2015年6月11日 10:40

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新旧シュワちゃんがスクリーンで激突!
新旧シュワちゃんがスクリーンで激突!
(c)2014 PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.

[映画.com ニュース] 「ターミネーター」シリーズの生みの親であるジェームズ・キャメロンが本作の感想を語った特別映像が、シリーズ最新作「ターミネーター:新起動 ジェニシス」の本編映像とともにこのほど公開された。

キャメロンは、「ターミネーター」(1985)、「ターミネーター2」(91)の監督・脚本を手がけ、本作でも「青年、中年、老年の3タイプのT-800型ターミネーターアーノルド・シュワルツェネッガー)が登場する」という斬新なアイデアを製作陣に提供するなど、積極的に作品づくりに携わった。インタビュー映像の中で、いち早くスクリーンで本作を鑑賞したと明かし、「冒頭は見覚えのあるシーンで、そこから予想外の展開に突入し、未知の領域に踏み込んだ。シリーズに新たな命が吹き込まれたと感じたよ! まるでルネッサンスだ」と大絶賛する。

さらに、「私が創造し、多くの人々に愛されたキャラクターが帰ってきた。本作は私にとっては『ターミネーター』の3作目だ。アーノルドがキャラクターをさらに進化させている」と製作陣の過去作に対する敬意を称える。そして、伝説のシリーズをともに作り上げたシュワルツェネッガーに惜しみない賛辞を送った。ストーリー部分に対しても、「期待をはるかに超える展開で、予想外のどんでん返しだ! 『ターミネーター』シリーズのファンにとっては、必見の作品だ」と太鼓判を押した。

本編映像については、キャメロンが「1作目、2作目をリスペクトしたつくりだ」と評するシーンなどを収録。「ターミネーター」1作目を“完コピ”した、全裸で米ロサンゼルスのグリフィス天文台に登場したT-800型ターミネーターが、パンクファッションに身を包んだ若者3人を前に「お前らの服をよこせ」と言う場面や、2作目をほうふつとさせる、黒の革ジャンにショットガンを携えたT-800型ターミネーターが登場するなど、製作陣の過去作への強いこだわりがうかがえる内容となっている。

シリーズ第5弾となる本作では、これまでの時系列がリセットされた新たな物語が展開。「マイティ・ソー ダーク・ワールド」のアラン・テイラー監督がメガホンをとり、シュワルツェネッガーのほか、人気海外ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」のエミリー・クラークや、「猿の惑星:新世紀(ライジング)」のジェイソン・クラークが出演する。人類反乱軍のリーダーであるジョン・コナーの母サラを抹殺するため、殺りくマシーンのターミネーターT-800が未来から過去へとタイムスリップする。だがそこには、老いた同型のターミネーターが待ち受けており、両者の激闘が繰り広げられる。

ターミネーター:新起動 ジェニシス」は7月11日から全国公開。

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