「トランスフォーマー」続編&スピンオフ執筆の脚本家7人は全員が白人男性
2015年6月8日 16:10
[映画.com ニュース] 「トランスフォーマー」シリーズの続編やスピンオフの執筆のために起用した脚本家の人選をめぐり、米パラマウント・ピクチャーズに批判が集まっているとThe Wrapが報じた。
パラマウントは「トランスフォーマー」シリーズを量産するため、脚本家チームを結成。「ビューティフル・マインド」でアカデミー賞を受賞した脚本家アキバ・ゴールズマンがリーダーを務め、ロバート・カークマン(「ウォーキング・デッド」)、ザック・ペン(「パシフィック・リム2」)、ジェフ・ピンクナー(「アメイジング・スパイダーマン2」)、アート・マーカム&マット・ホロウェイ(「アイアンマン」)が続編やスピンオフの脚本を執筆することになる。いずれも「トランスフォーマー」の脚本を執筆するに十分な実力と実績の持ち主だが、問題となっているのは、採用された脚本家すべてが白人男性である点だ。
ハリウッドでは近年、人種の多様性の欠如が問題視されており、ハリウッド作品がバラエティに欠けている原因のひとつとされている。さまざまな現場で改善の試みがなされるなかで、パラマウントの動きは時代に逆行していると、あるエージェントは言う。「彼らが雇ったのは、基本的にはまったく同じ視点を持った、まったく同じ脚本だ。こんな起用にどんな意味がある?」
Ain’t It Cool Newsの映画評論家のジェレミー・スミスは、こう指摘している。「『トランスフォーマー』は老若男女、すべての人種にアピールできる素材だ。パラマウントがリブートを行い、新たな『拡張世界』とやらを作るつもりならば、異なる人生経験を持った異なる意見を取り入れるべきなんじゃないかな」。これらの批判に対し、パラマウントは今後も脚本家を追加する可能性があるとして、コメントを控えている。
関連ニュース
【ディズニープラス 2月ラインナップ】ピクサー初のオリジナル短編シリーズが配信! 人気レスキュードラマ「9-1-1」最新シーズン、マーベル俳優主演の伝記ドラマも
2025年2月1日 12:00
映画.com注目特集をチェック
キャプテン・アメリカ ブレイブ・ニュー・ワールド
【本作は観るべきか、否か?】独自調査で判明、新「アベンジャーズ」と関係するかもしれない6の事件
提供:ディズニー
セプテンバー5
【“史上最悪”の事件を、全世界に生放送】こんな映像、観ていいのか…!? 不適切報道では…?衝撃実話
提供:東和ピクチャーズ
ザ・ルーム・ネクスト・ドア
【私が“死ぬとき”を、見届けて】あなたならどうする――? 魂に効く珠玉の衝撃作
提供:ワーナー・ブラザース映画
君の忘れ方
【結婚間近の恋人が、事故で死んだ】大切な人を失った悲しみと、どう向き合えばいいのか?
提供:ラビットハウス
海の沈黙
【命を燃やす“狂気めいた演技”に、言葉を失う】鬼気迫る、直視できない壮絶さに、我を忘れる
提供:JCOM株式会社
サンセット・サンライズ
【面白さハンパねえ!】菅田将暉×岸善幸監督×宮藤官九郎! 抱腹絶倒、空腹爆裂の激推し作!
提供:ワーナー・ブラザース映画
激しく、心を揺さぶる超良作
【開始20分で“涙腺決壊”】脳がバグる映像美、極限の臨場感にド肝を抜かれた
提供:ディズニー